- Jun 30, 2020
〇〇ちゃん、遊ぼう
りんご2組(4歳児)、3組(5歳児)の女の子達の仲が深まって来たようで、保育園とは違う場所でも一緒に遊びたいようです。 近くに海に囲まれた小戸公園があるのですが、そこで待ち合わせて遊ぼうと約束をしているようです。遊びたい気持ちはいっぱいなのですが、日にちや時間がお家の方に伝わっていないようで、実現できないまま・・・。 お家の方も、「『子どもが〇〇ちゃんと約束しているから、小戸公園に行こう』って言うんですけど、いつ行けばいいかわからないんです」とお話しされていました。 子どもたちが、「お休みの日に小戸公園に行っても会えなかった」と話していたので、お手紙を書いてお母さんに渡したら?と提案しました。保育園と違う場所で遊ぶと、さらに仲良くなりそうなので、実現するといいなと思います。 私が、子どもの頃は、近所の友達が♪〇〇ちゃん、遊ぼう♪と、大きな声で誘いに来てくれました。そして、誘いに来てくれた友親と手を繋ぎ、次の友親の家に行って、♪〇〇ちゃん、遊ぼう♪と誘い、いつも暗くなるまで遊んでいました。 残念ながら、子どもだけで遊びに行くことができない社会になり
- Jun 29, 2020
離乳食
離乳食の目的は、母乳やミルクでは足りない栄養を補い、それ以外の味に慣れ、少しずつ食べられるものを増やし、発達に応じて、徐々に噛む、飲み込むなどができるようにすることです。何よりも、赤ちゃんが食べる喜びを感じ、自分で食べようとする気持ちを育んでいくことが大切だと思います。 朝、つぼみ組(0歳児)のAちゃんのお母さんに、「『保育園の給食で提供する前に、おうちで牛乳や卵を食べさせてみて下さい。』と言われたのですが、いつ食べさせたらいいですか?」と訊ねられました。 保育園の子ども達は、朝早くから夕方遅くまで保育園にいるので、家庭で新しい食材を食べさせるのは難しいようです。保育園では、家庭で食べて大丈夫だったら、提供することになっているので、食べられる食材がなかなか広がらないこともあります。 一時期、アナフィラキシ―で命を失くしたお子さんのニュースが報道され、アレルギー対応についてはかなり神経質になっているのが現状です。アレルギー疾患のお子さんも増えているので、さらに対応に苦慮しています。 牛乳、卵などのアレルギーが心配な食品は、ご家庭で試されてから保育園
- Jun 28, 2020
念ずれば・・・
少し前、今年4月に開園された保育園の主任の先生が、りんごの花保育園に見学に来られました。『担当制』について学びたいということだったので、ベテランのS先生に説明をしてもらいながら、一日じっくり未満児クラスの保育を見てもらいました。 子ども達はいつものように、集中して遊び、主体的に食事やトイレ(もちろん、誘っても「いや!」と言う子はいますが、それも大事なことです。)やお昼寝に向かったそうです。 子ども達が落ち着いていることや、自分から進んで動いていることに驚かれていたそうです(私も、初めて担当制を行っている保育園に見学に行った時は、子ども達の姿を見て驚きました)。 「先生達の声が聞こえないのがすごいですね。」と話されていたそうです。りんごの花保育園の先生達は、子ども達に大きな声で指示・命令をしません。子どもの主体性を尊重しているので、子ども達には問いかけます。「どうすればいいと思う?」「何をしたいの?」「どっちがいい?」 指示・命令をして子どもを動かそうとすれば、大きな声を出すか、低い(怖い)声を出さなくてはいけません。子どもの思いや気持ちを聞こうと
- Jun 27, 2020
より良く学ぶ
朝、昨日のブログを見てくれたM先生からラインが来ました。昨日の蛾は、チャドクガで、刺されると猛烈なかゆみがあるそうです。昨日、Yくんが期せずして逃してくれて本当に良かったです。知らないのは怖いですね。 ネットやラインはやっぱり便利です。いろいろな人と繋がることができて、 思いがけない情報をもらったり、懐かしい人の近況を知ることもできます。ルールを守って上手に使いたいですね。 以前、勤めていた保育園には、20㎝もあるムカデが頻繁に出没しました。見つけると、子ども達は大騒ぎ。保育園に入園したばかりの子は捕まえようとしますが、ムカデを知っている子から必死に止められます。経験は大事ですね。私たちは慣れているので、熱湯をかけてやっつけます(残酷ですが、これが安全な方法です)。 最近、りんごの花保育園の子ども達が園庭でよく見つけているのは、ヤスデ。ムカデとそっくりの無害の虫です。足がたくさんあるヤツデを手に乗せて、じっくり観察していますが、子ども達は、ムカデとヤスデの区別ができるのかちょっと心配です。 子ども達の虫ブームはまだまだ続きそうです。主体的に取り組

- Jun 26, 2020
保育園の良いところ
朝、テラスの天井に黄色い蛾を見つけたりんご3組(5歳児)の子ども達に、何度も、「あの蛾を捕まえたいから、虫とり網をちょうだい。」と頼まれました。「蛾は毒があるのもいるから、大丈夫かどうか調べてからね。」と言うと、図鑑を持って来て調べ始めました。 「これじゃない」「ここが違う。」と図鑑と見比べながら、真剣に探していました。1冊目の図鑑では見つからず、別の図鑑を持って来て、みんなで頭を突き合わせて調べていました。 結局、図鑑に同じ蛾が見つからなくて、しびれを切らしたYくんが虫網で捕まえようとした瞬間に逃げてしまいました。とっても残念そうでしたが、良い時間を過ごしたと思います。 同じや違いに気づくことは、大事ですね。よく見なければわからないことです。みんなで同じものに関心を持つと、友達の意見を聞いて気づいたり、より深く考えようとします。 午後、事務所で仕事をしていると、りんご3組(5歳児)のKくん、Sくんと2組(4歳児)のKくんが、「園長先生、ちょっと2階に来てごらん。」と言いながら、入って来ました。 「何があるの?」「みんなで力を合わせてツミキザウル