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ニューロダイバーシティ

  • 1 hour ago
  • 2 min read

 今日は全国私保連が主催する特別セミナーに出席しました。このセミナーに出席しようと思ったのは「二ユーロダイバーシティの視点からこれからの保育を考える」というタイトルに惹かれたからです。社会が大きく変わろうとしている現在、何を大切にどんな保育をすればいいんだろうと考えながら研修会に参加したのですが、臨床心理士・公認心理師の村中直人先生のお話を聞いて、新しい視点をもらいました。


 ニューロダイバーシティは、神経多様性と訳されますが、そもそも人間の脳は一人ひとり違っているのに、みんな同じように感じたり、考えていると思い込まされて来たのではないでしょうか?特に日本は和を重んじる国なので、みんなと同じように考えたり、行動することが正解だと教育されてきたような気がします。


 「ノーマの幻想」の話をご存知ですか?ノーマは当時の平均で作られた女性の裸婦像です。「ノーマを探せ」という呼びかけに3,000人以上の応募があったそうですが、ノーマのような平均的な女性は実在しなかったそうです。平均的な人はどこにでもいると思い込まされてきましたが、平均的な人などほぼ実在しないのが現実だそうです。


 みんなそれぞれ違っているのに、 人それぞれの違いを小さく考えることに慣れてしまっていることに気づかされました。それは多数派の人たちの都合でこの社会が成立しているからなのかもしれません。


 ニューロダイバーシティは1990年代後半に自閉症スペクトラム症成人当事者によって生み出され社会運動の中で育まれた言葉ですが、インターネットが使えるようになって初めて自閉症の人達が豊かな世界を持っていることが認知されるようになったそうです。


 人の脳や神経、認知の在り方や特徴の違いを自分と違うからと排除するのではなく、多様性と捉え、理解し、尊重したいと思いました。自閉症スペクトラム児への言語学習において「社会的な働きかけ」はむしろ学びを阻害する可能性があると近年の研究で指摘されているそうです。学び方も学ぶ時期も人それぞれでいいということですね。とても勉強になりました。

 

 
 
 

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