風習
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咲夜、花火を見に行きました。福岡市内の花火大会は、ほとんどなくなったので、とても貴重な花火大会でした。頑張れば自宅から歩いて行くこともできます。この花火大会は毎年8月15日に、亡くなった人の魂を弔う精霊流しと一緒に行われます。出店もないので、花火だけを楽しみます。20分間の花火を充分楽しませてもらいました。
昔勤めていた保育園に花火会社を営む保護者の方がいらっしゃいました。お父さんがお迎えに来られる時は、いつも顔がすすだらけでした。危険と隣り合わせの仕事で、従業員の方が亡くなられたこともありました。あの美しい花火には、そんな犠牲もあると思うと胸が痛みます。花火を見る時はそのことをいつも思い出し、感謝しながら見ています。
昨日は、夕方お寺にご先祖様を送りに行きました。だんだんお盆の行事も簡素化して、お参りに来られる方が少なくなっています。「菰(こも)」を買い求めようとお店に行って尋ねても、「菰(こも)」を知らないお店の人が増えて来て、なかなか「菰(こも)」にたどり着けません。
今年は少し涼しいお盆だったのですが、近年はあまりにも暑くて「菰(こも)」を指定された場所に納めるのも気が引けます。もうやめようかと思ったのですが、野菜や果物は避けて納めました。だんだん、簡素化されたり、なくなったりして記憶から消えていく風習が増えていくのは寂しいですね。これからの社会がどう変化していくのか、それによって人の気持ちや考え方がどのように変わるのか、少し怖い気がしています。できるだけ今ある風習を後世に伝えていきたいと思います。



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