今日で9月も最後。りんごの花保育園には、たくさんの秋が届けられました。栗・すすき・コスモス・・・。秋だな~ってしみじみ感じます。 4月の入園・進級から半年過ぎ、子ども達は大きく成長しました。先週、6月末に育児休暇に入ってお休みしているT先生が、赤ちゃんを連れて遊びに来てくれたのですが、子ども達の変化にとっても驚いていました。「たった3ヶ月でこんなに子どもは成長するんですね。びっくりしました。」 本当に子どもは短い間に成長します。身長・体重の伸びよりも、心の伸びの方が大きいんです。そんな子ども達に合わせて、つぼみ組(0・1歳児)で過ごしていた1歳児クラスの3人の子ども達は、はな組(1・2歳児)保育室に進級します。 子ども達は環境(特に人)の影響を大きく受けるので、様々な刺激を受けてまた大きく成長することでしょう。自分でできる喜びが味わえるように、環境を整え、動線を見直したいと思います。一日の生活に見通しを持って自分で考えて行動できることが増えるように。 年長組も、じっくりと考える姿や友達と話し合って決めることが増えてきました。頼りになる友達、手を貸してあげる友達、まだ生まれて5,6年しか経っていないのですが、しっかり周りの友達のことを見て理解できるようになっています。だんだん頼もしくなってくるので、困ったことがあると、つい、「どうしたらいいと思う?」と相談したりします。 それぞれの年齢の一人ひとりの子ども達が大きくなりたいと力を蓄えています。深まる秋に向けて、じっくりと取り組める環境や活動を準備して、考える力を育てたいと思います。

抱っこしなくていい

昨日、「抱っこしてほしい」子どもの気持ちをできるだけ満たしてほしいと書きました。児童心理学の著名な先生方もおっしゃっていますが、私は経験的に「抱っこしてほしい」という子どもの気持ちを受け入れることが子どもにとって大事なことだとわかります。  30年以上前、勤めていた保育園は、鼓隊演奏や器楽演奏に力を入れていて、それが評判で入園願書を配布する日は、朝早くから長い列ができていました。私も保育園はそんなことに力を入れるところだと思っていました。  園長が変わり、子どもに優しい保育をしたいと、これまでの保育方針が大きく変わりました。子ども達への指示命令をなるべく少なくして、子どもの気持ちに寄り添うようになりました。その途端、子ども達は、5歳児までも、みんな「抱っこして」と言い、代わる代わる抱っこする日々が続きました。  それまで一斉保育で、子ども達に指示ばかりしていたので、こんなに子ども達が抱っこしてほしいと思っていたことに気づきもしませんでした。  大きな体の子を抱っこすると、少しぎこちないのですが、それでも子どもが「抱っこしてほしい」と言えば抱っこしました。少し抱っこされると、大半の大きな子ども達は自分から降りていきました。なんだか恥ずかしいという気持ちになるようです。 気持ちが不安定な子は、しばらく抱っこが続きましたが、それでも段々回数が減り、時間が短くなっていきました。気持ちが満たされると、じっとしていられなくなるのが子どもなんですね。 「抱っこしなくてもいい」と決めるのは、子ども自身なのでしょう。心が満たされると、周りに目が向き、意欲が湧いてきます。だから、「

抱っこしてほしい

「ママ、私がいいと言うまで抱っこして」こんな気持ちを抱えているのが子どもです。抱っこしてほしい、大丈夫だって思わせてほしい、大好きだよってわかるようにしてほしい。 子どもは自分の気持ちをうまく言葉で伝えられません(大人だって、本当に大事な気持はうまく言葉で伝えられませんね)。 子どもは思います。「抱っこしてほしい。きっと、『もういいよ』って言える時が来るから・・・。」 大人は思います。「何歳まで抱っこって言うの?」 年齢ではないかもしれません。子どもの心が安心で満たされたら、いつだって「もういいよ」って言えるのでしょう。 子どもの思いよりも、大人の願いばかり伝えてはいないでしょうか? 子どもが「抱っこしてほしい」って言ってくれるのは、そんなに長い間ではありません。子どもだって、自分の足で、自分の思い通りに歩きたいのです。心が満たされたら、大丈夫だって思えたら、外の世界に魅力を感じたら、その温かな腕から自分で下りて歩き出します。 自立を急がせすぎてはいないでしょうか。心が満たされたら、外の世界に魅力を感じたら、きっと自分で歩き出します。それまでは、時間の許す限り、子どもの「抱っこしてほしい」という気持ちを受け入れてあげてほしいと思います。 私達保育者も、集団保育なんだから・・・なんて思わずに、一人一人の気持ちをしっかり受け止めなければと思います。私達保育者も、子どもが「抱っこしてほしい」と言ったら、できるだけ抱っこして気持ちを満たしてあげたいと思います。

プレゼン

今日は、りんご3組(5歳児)の子ども達が、りんご1組(3歳児)の子ども達に向けてプレゼンをしました。10月2日の遠足の目的地『金武の里公園』をいいね!と思ってくれるように、自分たちで作った写真入りの地図を使ったプレゼンです。 みんなの前で話すのは勇気が必要です。一人ひとりの言葉は短かったのですが、みんなの前で話すことができました。卒園まであと半年ですが、みんなの前で話したり、意見をいう経験をたくさんして、自信をつけてほしいと思っています。 私も、小さい頃はみんなの前で話すのは苦手でしたが、保育園に勤めるようになり、様々な場で話す経験をさせてもらったので、今はそれほど嫌ではありません。場数とはよく言ったもので、本当に何度も経験すると話すのが楽しくなります。 子ども達にも、みんなの前で話す経験をたくさんして、自分の気持ちや考えを伝えられるようになってほしいと思います。伝える力があると、コミュニケーションの輪も広がりますね。 りんご2組(4歳児)・3組(5歳児)の子ども達が、話し合って、考えを出し合って決めた『金武の里公園』は、みんなの行きたい場所になりました。あとは、天気です。来週は雲行きが怪しいのですが、どうしても『金武の里公園』に行きたいと思っています。五感をたくさん刺激して、子ども達と感動を分かち合いたいと願っています。 夕方、りんご組の廊下には、子ども達の願いが込められたかわいい『てるてる坊主』が揺れていました。

運動会は誰のため?

もうすぐ10月。あちらこちらで運動会が行われる時期になりました。  りんごの花保育園の運動会は、福重小学校の校庭をお借りして行う予定ですが、小学校の校庭は様々な行事や団体の方が利用されるので、お借りすることができる日が限定されます。今年度は11月2日(土)になりました。 最近は、保育園や幼稚園でも、春に運動会を行い、秋の活動を充実させる園が増えています。それだけ運動会は、他のことを犠牲にしても注力しなくてはいけない行事ということなのでしょうね。 保育士になりたての頃、勤めていた保育園が鼓隊演奏に力を入れていたので、毎年4月くらいからリズム打ちの練習を始め、運動会1か月前は猛暑にも関わらず、登園してから降園するまで毎日練習をしていました。太鼓の音に負けない大声を一日中出していたので、声が出なくなりました。子ども達は一生懸命練習していましたが、楽しそうではなく、誰のためだったのかよくわかりません。もうあんなことはしたくないと思います。  何年か前、保育士の新任研修にお世話係として参加した時に、「うちの園は春と秋に年2回運動会があるので、本当にきついです。」と新任の先生が話していました。「なんで2回もするの?」「わかりません。きつくて休みたいと思っても休めないので、毎朝、園に行くときに、このまま事故にあって休みたいって思うんです。」  そこまで保育士を追い詰めるような行事の在り方には疑問を感じます。先生の心情は子ども達に伝わります。誰のための運動会でしょう?  諸外国には運動会を始め、日本のように行事はないそうです。保育園、幼稚園の運動会も、行事も、在り方や内容を考

直接体験

水遊びのしめくくりとして、2Lのペットボトルをいくつもつなげて筒を作り、2階の屋外園庭から1階に向かって水を流しました。残念ながら、筒が短くて1階まで届かず、水を流す様子も見にくかったようです。それでも、子ども達は、自分たちが作ったペットボトルの筒に水が流れていくのを見て歓声を上げていました。これで今年の水遊びは終了です。 もっと長くすること、水が見えるようにすること、注ぎ口を作ることなど課題が残りましたが、来年リベンジしたいと思います。 午後から、りんご2組(4歳児)・3組(5歳児)は、10月2日にバス遠足に行く予定の『金武の里公園』の写真を大きな模造紙に貼り、地図を作りました。「ここでバーベキューをするんだよ」「きっと虫がたくさんいるよ。なんの虫がいるかな?」と賑やかに話しながら、番号や飾りをつけ、見やすいきれいな地図が出来上がりました。子ども達の想像力はすばらしいですね。 今回の遠足は、5月から話し合いを重ねて、やっと目的地が決まりました。27日金曜日には、りんご2組(4歳児)・3組(5歳児)の子ども達が、りんご1組(3歳児)の子ども達に向けてプレゼンをしてくれる予定です。 りんご組の子ども達の遠足への期待はどんどん膨らんでいます。自分たちで決めたこと、みんなで話し合って決めたことが実現する喜びを感じてほしいと思います。

秋(台風)の贈り物

台風一過で、日差しは強かったものの気持ちがいい風が吹いていました。台風17号の爪痕は、りんごの花保育園のいたるところに残っていました。 園庭のプランターがひっくり返り、遮光ネットはズタズタ、テラスのラティスも飛んでしまいました。今までにないほどの強風が吹いたのでしょう。ご近所の方から、「りんごの花保育園から〇〇が飛んで来て、〇〇が壊れました」と言われないかとドキドキしましたが、そんなことはなく、何よりも誰も怪我をしなかったことに感謝しなくてはと思います。 そんな連休明けでしたが、今日も秋の贈り物を頂きました。F先生のご実家から届いたピカピカ光る栗です。栄養士のN先生が、「栗は縄文時代からあったそうです」と言葉を添えて、子ども達が触れるところに置いてくれました。栗はそんなに昔から人間の生活に力を与えてくれたのですね。明日は、ゆで栗にして、子ども達と一緒に食べる予定です。初めてゆでた栗を食べる子もいるかもしれません。子ども達の反応が楽しみです。 今日も午後から、りんご2組(4歳児)・3組(5歳児)は、壱岐公園まで散歩に行き、かけっこの練習をして帰って来ました。片道30分くらいかかると思うのですが、全然疲れた様子もなく、たくさんのどんぐりやくぬぎを拾って颯爽と帰って来ました。まだ青い実は、台風の贈り物でしょう。 年々夏と冬が長く、気持ちがいい春や秋が短くなるような気がしますが、季節ごとに様々な発見や喜びがあります。子ども達と一緒に一日一日を楽しみたいと思います。

子どもが決めること

3日前、環境調整についてのブログで、『できるようになる時期は子どもが決めていい』という言葉が心に残ったことを書きました。 随分前、児童精神科医の佐々木正美先生の『子どもへのまなざし』を読んだ時も、同じような言葉に出会えました。 『躾』についてです。子どもが社会で一人の人間として生きていくために、「〇〇になってほしい」「〇〇してはいけない」と繰り返し伝えるのは、大人の役割ですが、それができるようになる時は、子どもが決めていいという言葉です。 「何度言えばいいの?」「また同じことをして!」子どもの記憶は短く不確かです。認識力も未熟です。先を見通しながら、現状を分析しながら行動しているわけではありません。毎日が新しいこと、心を動かされる出来事の繰り返しです。叱られても叱られても同じことをしてしまいます。大人からすれば、また同じことをしてと思うでしょうが、同じことだと気づいていないのです。 大人が子どもに正しい行動を望むのは当然です。間違ったことをしていると思えば、伝えなくてはいけません。その場で、その都度伝えることは大事なことです。 大人は子どもがわかってくれるまで伝え続ける・・・でも、できるようになる時は子どもが決めていいと思えば、『躾』という名の体罰や子どもの心を傷つけるような行為はなくなるのではないでしょうか。 「何度言えばいいの?」子どもがわかるようになる時までなんですね。子育てに悩んだら、『子どもへのまなざし』をぜひ読んでみてください。

主体性

先週、職員勉強会で、子どもの主体性をどう尊重するかについて話が及びました。 子どもを大人と同じ人格を持つ主体として尊重するのは難しく、力があり、身体が大きい大人は無意識のうちに子どもの意思を無視して、指示したり、子どもの意見を聞かずに決めてしまうことが起こります。 大人は、相当意識的に子どもの思いを汲み取ったり、子どもの思いを聞く努力を怠ってはならないと思います。 先日ブログに書いた発達障がいのあるお子さんの対応として、環境調整のことを書きました。もう一つ心に残った言葉があります。 何かができるようになるために、環境を整えたり対応を考えて子どもに向き合うのは大事ですが、それができるようになる時期は、子ども自身が決めていいという言葉です。 大人は、一生懸命になるあまり、結果を急いでしまいますが、子どにもそれを受け入れる準備が必要であり、そうなりたいと思うタイミングは、子ども自身に決める権利があるのだと思います。 子どもの主体性を尊重するのは、そんなに簡単なことではないですね。覚悟と研鑽が必要です。

大人の願い

保育園入園前の面接の時、保護者の方からごはんを全然食べない、野菜を食べない、同じものしか食べないなど、食事について悩まれている声をよく聞きます。 はなぐみ(2歳児)のA君も、おうちでも保育園でもごはんしか食べないこともあれば、何も食べない日もありました。病気をすることは少ないものの、身長、体重共に伸びが悪いのが心配でした。 おうちではお母さんが、保育園では担当の先生が、声かけを工夫したり、時間をずらしてみたり、いろいろ試してみたのですが、ほとんど変わりがありませんでした。 昨年入園して1年半経とうとしている今月の園だよりに、「ごはんをモリモリ食べるようになりました」と担任の先生が書いているのを読んでビックリ‼️ ほんの2、3ヶ月で子どもは成長しますね。諦めずにお母さんや担当の先生が工夫した結果だと思います。 いつも思うのですが、子どもの成長が止まっているように思える時の大人の関わりは重要です。働きかけた結果が見えない時、自分がしていることに意味がないのだと諦めがちですが、そんな時こそ、子どもの力を信じて働きかけ続けていると、急に大きな変化が起きます。 大きな成長の前には、一旦しゃがんで力を蓄えているのでしょうね。子どもを思う大人の願いは必ず伝わります。

環境調整

発達障がいのあるお子さんの対応で、環境調整が有効なのではという話を聞きました。発達障がいのあるお子さんの中には、気持ちの切り替えが難しいお子さんがいます。  場面が変わる時、予想していないことが起こった時、気持ちをコントロールできずに、泣いたり、ひっくり返ったり、パニックを起こすこともあります。 この困った行動を止めようとすると、余計に感情が昂り、親子共に辛い思いをしてしまいます。 困った行動が予測できるなら、その環境を調整して、嫌な思いをできるだけさせないようにするというのが環境調整の考え方です。 例えば、買い物に行くと、毎回お菓子を買いたがって収拾がつかなくなるなら、買い物に行かないというように環境を調整すれば、子ども(親も)は嫌な思いをしなくてすみます。 ネット通販を使って買い物をすればいいですね。 大人は、嫌な経験を乗り越えさせたいと思いがちですが、嫌な経験をさせるよりも、今の子どもの状況に寄り添う方が子どもの自尊感情を高めます。もう少し大きくなってやってみるという大人の気持ちの切り替えも必要なのかなと思います。 発達障がいがあるお子さんだけでなく、拘りが強い時期や個性の子どもも、拘りを乗り越えさせるよりも、環境調整する方が結果的に子ども自身の力になるように思います。  拘りは、子どもだけにあるのではなく、大人の方にもあるのかもしれませんね。

不信感

幼児教育無償化に伴う給食費について、国の方針が二転三転しています。  8月に福岡市主催で給食費に関する説明会が2回行われました。その説明を聞いた後、8月末に発行した園だよりで、保護者の方に給食費4500円を徴収させていただくことをお知らせしました。 その直後、突然9月6日に物価調整額651円も委託費から減額すると国からの通知が出ました。慌てて、9月13日の保護者会役員会で、プラス651円の徴収をお願いしました。そして、今日保護者の方に手紙を出そうと準備していたのですが・・・。  今朝、またまた突然私立保育所連盟と福岡市からのお知らせで、今年度は物価調整額651円の徴収を見送ることになったことを知りました。こんなに二転三転すると、もう何を信じていいかわからなくなります。国の方針がこんなにコロコロ変わってもいいのでしょうか?どれだけたくさんの人がこの対応に振り回されているのかわかっているのでしょうか? 先日、幼児教育無償化に関する内閣府令に80か所のミスがあったと報道されました。無償化の対象となる子どもの条件を「満三歳以上」とすべきところを「満三歳未満」と記載してあったり、誤字・脱字が多々あったそうです。根本となる省令に80か所のミスがあるなんてひどすぎます。こんな状況なので、給食費について様々な人の立場になって考える余裕なんてないのでしょう。 国民の血税で実施される幼児教育無償化なのですから、想像力を働かせて様々な立場の人達の生活を考えてほしいと思います。今の子ども達が、20年後の社会を背負っていくのですから・・・。

黄色の帽子を被りたい

りんごの花保育園では、年齢ごとに色が違う垂れが付いた(首の紫外線防止のため)カラー帽子を毎日かぶっています。色が違うので目印になり、もし頭を打った時も、少しは保護することできます。もちろん紫外線防止になるので、外に出るときは、全員帽子を被るようにしています。 入園した頃、何度帽子をかぶせても脱いでしまう子がいますが、諦めずに何度も何度も「帽子被ろうね」「帽子被るのは大事だよ」と言いながら被せていると、だんだん定着します。この時期になると、帽子を被らずに外に出ることに抵抗を感じるくらい定着するので、習慣は大事です。 今朝のことです。りんご1組(3歳児)のKくんが帽子を忘れて登園しました。担任のY先生が、「保育園の帽子を被ろうね」と言うと、「黄色がいい」と言うKくん。それを聞いたY先生が、「みんな黄色の帽子を被りたがるんですよ。」と言っているのを聞いてなるほど・・・と思いました。 黄色い帽子を被っているのは、りんご3組の年長児です。みんな年長児にあこがれているので、黄色の帽子を被ったら年長児になれそうな気がするんでしょうね。 午後、りんご3組の子ども達は、水遊びの最後の仕上げに、主任のA先生と一緒に、ペットボトルをくっつけた長い長い筒状のものを作っていました。完成したら、2階の屋外園庭から1階の園庭に下ろし、水を流して遊ぶ予定です。 夕方、りんご3組の子ども達は、でき上がった長い長い筒を担いで、1階のはな組(1・2歳児)の部屋へ。「これを作ったから一緒に遊ぼう」と誘いに行っていました。そんななんでもできるかっこいい年長児なので、小さい子ども達が憧れるのは当然です。 「黄色い帽子を被

国際感覚

連休明けの火曜日、月に1回の英語教室でした。講師はイギリス人男性のG先生です。お子さんがいらっしゃって、他の幼稚園でも英語教室の講師としてご活躍です。奥様は日本人なので、日本語が上手で、漢字やカタカナも書かれます。常に自転車で行動されていて、イギリスは寒いので日本の夏の暑さが苦手だと言われます。 お部屋に入る時から、G先生のパワーがいっぱいで、先生の顔を見て、声を聞いただけで毎回泣いてしまう1歳児の子もいます。でも、みんなG先生が大好きで、一緒に英単語を発音したり、G先生のオーバーリアクションに笑い声が絶えません。  英語の勉強というより、外国人の先生や違う言葉、文化に触れて、世界を広げてくれるといいなと思っています。  泣いてしまって隣のお部屋にいた子も、楽しそうな声に誘われて自分から戻って来ます。大きいクラスの子ども達は、目を輝かせながら、魅力たっぷりなG先生のお話を聞いています。子ども達が大きくなる頃には、さらに国際化が進み、世界中の人と関わりながら生活するようになっているでしょう。  翻訳機が本格始動すると、英会話力もあまり必要ではなくなるかもしれません。先日の研修会でも、講師の先生が、日本の小学校で英語の授業が始まっても、もう必要ないかもしれませんね?とおっしゃっていました。  翻訳機で、時差なく会話が成立するようになるとしたら、今から求められる力は共感力やコミュニケーション力ではないでしょうか。小さい頃から、いろいろな人に関心を持ち、様々な違いを乗り越えて、互いの良さを認め、力を合わせることができるような力を育てたいですね。

愛着障害

先日、ある記事が目に留まりました。発達障害に関する内容です。 最近、発達障がいの子どもが増えているが、その増え方が普通ではない・・・乳幼児期に、一番身近にいる大人と愛着関係が結べなかったために、視線が合いにくい、落ち着かない、注意が散漫、攻撃的であるなどの問題行動を起こしているのではないかという内容でした。 20年以上前は、自閉症の子どもは母親が愛情深く育てなかったために、人への関心が薄いと言われていました。現在では、脳の機能的な障害で、育て方に問題があったわけではないということは明らかになっています。 「愛着」とは、「くっつく」と言う意味で、子どもは信頼できる大人に「くっつく」ことで安心したり、不安を取り除くことができます。寂しい、怖い、不安になった時に、特定の大人にくっつくことで気持ちが落ち着き、安心感を感じ、人への信頼が育ちます。そして安心感を与えてもらえる自分には価値があると思えるようになります。 核家族化が進み、子育ての伝承ができなくなった現代社会において、子どもが「くっつく」ことを良くないことと自立を急がせてはいないでしょうか? 不安な時、悲しい時、子ども自身が自分から離れるまで抱きしめて安心感を感じられるような関わりが大切で、これは乳幼児期でなければできないことです。 一度身に付いた「愛着関係」は一生涯、子どもを支える力の元になります。 誰もが自分の子どもを愛おしいと思っていますが、伝わっていないのは悲しいですね。 子どもの一番の願いは・・・大好きなお母さん(お父さん)にくっつきたい、愛されていると感じたいのです。

0歳児入所

最近、りんごの花保育園を見学される方は、1歳未満のお子さんがいらっしゃる方や妊娠中の方が増えています。りんごの花保育園唯一0歳児のFちゃんは、1歳児と生活しているので、成長が早く、言葉が出始めたり、外に行く時は自分で帽子を被ろうとしたりするので、赤ちゃんというより小さい女の子という感じです。 見学に来られた赤ちゃんを見ると、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達は、赤ちゃんのほっぺを触ったり、「抱っこしたい」と言ったり興味津津です。 先週は妊娠中の方がおふたり見学に来られましたが、保育園の内容や、入所の仕組みに戸惑われるようです。 福岡市保育協会のホームページには、各園の空き情報が掲載されていますが、西区は地域によって空き状況にばらつきがあります。りんごの花保育園は0歳児の入所が少なくて、1歳児を多く受け入れているので、現在5歳児しか空いていません。 開園して2年目で、なかなかニーズを把握できないのですが、傾向としては、1年間育児休暇を取った後に復職される方が多いので、1歳児は申込が多くなるようです。0歳児は入所しやすいのですが、2歳までしか在園できない小規模保育園が多いので、3歳児の入所申込も多くなるようです。 「赤ちゃんを保育園に入れるなんて・・・」と言われることもまだまだ多いようですが、希望する保育園に入るためには、0歳児から入所した方が入りやすいようです。 私も、保育園に復職する時に、近所の人から、「自分の子どもは預けて人の子の面倒を見るの?」と心ない言葉を言われたことがあります。今でもその言葉は忘れられませんが、保育園に預けたからこそ、自立性や社会性が育ったと思います。

グランパ・グランマの会

明後日は敬老の日。りんごの花保育園では、グランパ・グランマの会を開きました。愛媛、鹿児島、長崎からこのグランパ・グランマの会の為に来てくださったおじいちゃん、おばあちゃんもいらっしゃいました。  未満児は、ペットボトルで作った子ども達の写真入りのバッグを持って室見川の河川敷にお散歩に行きました。暑かったのですが、おじいちゃん、おばあちゃん方は、室見川の魚や鳥を発見して喜ぶ可愛い子ども達の姿を、目を細めて見てあったそうです。暑い中でのお散歩、ありがとうございました。  りんご組(3・4・5歳児)は、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、お月見団子を作りました。担当したりんご組のY先生は、この日の為に、昨日の夜も今朝もお団子を作る練習をしたそうです(当分お団子は見たくないくらい食べたそうです)。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に賑やかにおしゃべりを楽しみながら、おいしいお団子がたくさん出来上がりました。 最後に、Y先生が、「お団子作りどうでしたか?」と尋ねると、大きな拍手が湧きました。準備や計画をがんばったY先生は本当にホッとしたようでした。 「一年に1回、この日を楽しみにしています」とおっしゃって下さったお話を聞いたり、遠方からわざわざこの日のために来て下さったことを伺うと、グランパ・グランマの会をして良かったと思います。短い時間でしたが、お孫さんの成長をしっかり感じて頂いたことでしょう。ありがとうございました。 今の私の願いは・・・孫が通っている大阪の保育園が、『グランパ・グランマの会』をしてくれますように。

給食費と保護者会

夕方、保護者会役員会で、給食費についてお話をさせて頂きました。10月から幼児教育は無償になりますが、給食費は各園で金額や徴収方法を決めて徴収しなくてはいけません。 8月22日に、福岡市主催の給食費の説明会で、3歳以上児の給食費の目安は4,500円と言われ、8月30日に発行した園だよりで保護者の方にお知らせしました。 それから1週間後の9月6日に突然、給食費4,500円に物価調整費681円をプラスした5,181円(3歳児以上1人分)を委託費から減額すると国から通知がありました。 保護者会役員会で、この経緯をお話したところ、子ども達の食事が今のまま維持できるなら、5,181円(別途主食費として1,000円)負担するのは仕方ないことだと思うとおっしゃっていただきました。 逆の立場であれば、4,500円+681円!せっかく幼児教育が無償になったのに・・・と思ったでしょうが、今日出席された役員さんは皆さん『いいですよ』とおっしゃってくださって、とても有り難かったです。 徴収方法と徴収時期など、今後決めなくてはいけませんが、時間がありません。幼児教育無償化はいいことなのでしょうが、法案成立から実施までの期間が短くて、関わっている人達があたふたしているようです。これから想定外の問題も起きてくるかもしれません。 幼児教育無償化と消費税増税はセットで行われるからこそ、国民の理解が得られるのでしょう。今まで当然のように委託費に含まれていた給食費ですが、園が直接徴収することになると、その責任の重さを実感します。子ども達に質の良い給食を届けなければ・・・。

一緒に子育てを

保育園の良いところは、保護者の方に、毎日送り迎えをしてもらえるところです。先生達はシフト勤務なので、必ず会えるわけではありませんが、直接顔を合わせて話す機会は、幼稚園や小学校より多いと思います。  育児日誌や連絡帳は、子ども達の情報を共有する大事なツールですが、やっぱり顔を見合わせる会話にはかないません。子ども達の成長に気づいたことをおうちの方にイキイキと話している先生達を見るといつもそう思います。  りんごの花保育園は、駐車場から150メートルほど離れているので、お迎えの保護者の方は、比較的園内にいらっしゃる時間が長いような気がします。駐車場が広いので、長く停めても大丈夫なところも良いところです。狭かったり、時間配分があるところではこんなにゆとりを持ってお話することはできないでしょう。  私達は、保護者の方と一緒に子育てをしているので、できるだけたくさんお話したいと思っています。もっと仲良くなりたいと思っています。  子ども達から聞く楽しいおしゃべりも、保護者の方の情報を聞いて繋がることがよくあります。お家の方と私達が仲良くしている姿を見るのも、子ども達は大好きです。  これからも子ども達を間に、たくさんお話して、お互いに日々輝いて生きたいですね。

大きくなったね

今日もとっても残暑が厳しかったのですが、はな組(1・2歳児)と、りんご組(4・5歳児)は、福重東公園まで行きました。地域交流事業で、出前保育をする予定でしたが、参加される方はいなかったようです。暑いですからね。 はな組の子ども達が、11時過ぎになっても帰って来ないので、大丈夫かな~?と思っていたら、他のクラスの先生達が見に行ってくれました。ちょうどすぐそこまで帰ってきていたのですが、2人抱っこされていたものの他の子ども達は元気一杯帰って来たので驚きました。 この暑さと、久々の長距離の散歩だったので、クタクタになって戻って来るだろうなと思っていたのですが、帰ってきた子ども達の顔は自信満々でした。大きくなったね・・・つくづく思いました。暑い夏を乗り越えると、子ども達は急に成長します。それは驚くほどの変化です。 りんご組も、もちろん元気一杯帰って来ました。暑さの中、かけっこの練習をしたそうです。さすがりんご組です。 午後から、年長組は運動会の入場やおゆうぎの曲を自分達で決めて、「この旗を買って下さい」と報告に来てくれました。なんだかウキウキしてとても楽しそうです。さらに自信満々に見えます。 秋になったら、成長した子ども達の姿に合わせて、環境を変え、活動内容や時間の流れを見直したいと思います。自分でできることが増え、活動範囲が広がり、興味の方向も変わっているのですから、次のステップに向けて大人も意識を変え、動きださなくてはいけません。 子ども達の成長に押されるように、私達の気持ちも変わっていきます。子ども達の成長に追いつかなければ・・・。

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