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大人の対応

自我が芽生える2歳児の行動は、大人を振り回します。時には本気で対峙している親子の姿を見ることもあります。子育てのプロの私達だって同じです。集団で行動する上に、タイムスケジュールが決まっているので、なおさら余裕がない対応をしていることがあります。それでも、今の先生達は、できるだけ子ども達の思いを尊重しようとしてくれるのでいいなと思います。昔(私が若い頃)は、「〇〇ちゃんの言うことばかり聞けないの。みんなが待っているでしょ!」なんてことを日常的に言っていました。

 2歳児は、自分の存在全てをかけているかのように、自分の思いを通そうとすることがあります。わがままになるんじゃないかと心配になるかもしれませんが、危険でないなら、人を傷つけることでなければ、大人の方が折れてあげてもいいのではないかと思います。子どもは自分の存在全てをかけているのですから・・・。そんな時は『大人の対応』があっていいと思います。

 当事者になると、なかなかそんな気持ちになれないでしょうが、2歳児の自己主張は根が深いものではありません。時間を置いて話すと、すんなり受け入れることもできます。

 2歳児の担任の先生が、6月の園だよりに『子どものつぶやき』を書いていたのがおもしろくて、笑ってしまいました。

 双子の男の子達がいるのですが、先生達が見分けられないのがおかしくて、「Mくん?」「Aくん?」と訊くと、顔を見合わせてクスクス笑っているそうです。「もう1ヶ月以上も一緒にいるから騙されませんよ。」と先生が書いていました。

 先生達をからかうなんて、やっぱり2歳児はすごい!

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