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子どもの世界

久しぶりにりんご組の朝の会を見に行きました。カッコよく座っている子が多くなりました。先生の顔を見て話を聞いている子が増えました。

 名前を呼ばれると、その子らしい手の上げ方、返事をしています。大人から見れば、まっすぐに手を上げて大きな声で「ハイ!」と返事をすればいいのにと思われるかもしれませんが、その子らしい返事の仕方でいいと思います。

 わらべ歌が始まりました。「二人組になって・・・」と言われた途端、子どもたちがざわつき始めます。「〇〇ちゃん、手をつなごう」「いや」「〇〇ちゃん、一緒にしようよ」「〇〇ちゃんと手をつなぎたいのにつないでくれない」それぞれの子ども達が自己主張を始めます。何も言わずに、手を繋ごうとする子もいます。誰かつないでくれないかなぁ?という感じでキョロキョロ周りを見回している子もいます。

 すっと手を繋げた子ども達は顔を見合わせてニコニコしています。ほんの少しの時間だったのですが、いろいろな表情が見られました。手を繋ごうと言って、「いや!」と断られたり、「〇〇ちゃんとつなぎたい」と言って〇〇ちゃんの方に行ってしまい、置いてきぼりにされたり・・・子ども達の世界も厳しいなぁと思いました。

 みんな仲良く・・・と言っても、子どもたちにも相性があります。好みもあります。あこがれもあります。「いや」と言われて悲しい思いをしている友達の気持ちに気づくことはできないようです。

 大人の世界も同じですよね。同じようなことで傷ついたり、悲しくなったり、ほっとしたり・・・人間関係は難しいですね。

 みんな仲良く・・・やっぱりなってほしいです。一緒にいろいろな経験を乗り越えて、一人ひとりの良さに気づいて欲しいと思います。相手にも自分と同じ気持ちがあることに気づいて欲しいと思います。

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