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別れの寂しさと悲しさ

りんご組T先生の最後の出勤日でした。昨年の7月から9か月間、勤務時間も短くてあまりお話もできなかったのですが、やっぱり別れは寂しいです。もっといろいろなお話をしたかったし、りんごの花保育園の子どもたちの成長を一緒に喜び合いたかったです。

 子どもたちから花束とお別れのメッセージ色紙を渡してもらいました。子どもたちも寂しそうでした。特にりんご組の子どもたちは、困った時に助けてもらったり、やさしく声を掛けてもらって、T先生のことを頼りにしていたのでなおさらでしょう。

 人は皆こんなに小さい時から、別れの寂しさや悲しさを少しずつ味わっていくのですね。他の先生たちが悲しそうな顔をしていたので、その気持ちも伝わったようです。

 あと1週間後には、新しいお友達や先生たちとの出会いが待っています。別れの寂しさや悲しみと同じように、出会いのうれしさ、楽しさを感じながら、心は育っていきます。

 「りんごの花保育園の子ども達は本当に可愛くて、もっと一緒にいたかった」と最後にT先生が語ってくれました。私も日ごとにりんごの花保育園の子ども達をかわいいと思う気持ちが大きくなります。子ども達と一緒に過ごせる毎日にもっと感謝しなくてはと思いました。

 来週からクラスも先生達も平成31年度版になります。きっと楽しいことがたくさん待っているでしょう。

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