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卒園式直前

コロナウィルスで、様々なイベントや行事が中止される中、りんごの花保育園は、あさって土曜日に第2回卒園式を行います。卒園式をするか迷ったのですが、今年は6名と少数でもあり、どうしても卒園式で子ども達を送りだしたかったので、実施することにしました。

 今週から本格的に卒園式の練習を始めたのですが、回を重ねるごとに、年長組はもちろん、年中組の子ども達の眼の色が変わって来ました。最初は、「卒園式って何?(初めてなので当然です)」という感じで、特に午後からの練習では疲れや眠気も襲ってくるようで、座っているのもいやそうでした。練習をするうちに、卒園式が憧れの年長組の子ども達を送る大事な式だということがわかってきたようで、座る姿勢やお別れの言葉にも力が入って来ました。

 卒園式が終わったら、今度は自分達が年長組になることを少しずつイメージしているようです。そういえば、今は自信満々の年長組も、最初の頃は苦手なことややりたくないことがあると、すぐに諦めていました。

 年長組の子ども達は、この1年間、なんど「だって3組さんだもん!」と言う言葉を口にしてきたでしょう。口にするたびに、年下の子ども達の前で諦めたり、弱音を吐いたりする姿を見せられないという強い気持ちが育って来たようです。

 今は、ちょっと頼りなく、幼く見える2組(年中組)の子ども達も、年長組の自覚が徐々に強くなり、かっこいいお兄さん、お姉さんであることに喜びや誇りを感じていくことでしょう。そして、そんなかっこいいお兄さん、お姉さんになるためには、仲間(友達)の力が必要だということに気づいてくれると思います。

 あさっては卒園式。「3組(年長組)さんから、『先生、泣かないでよ!』と言われたので、泣きません」と担任のM先生が言っていましたが、本当にそんなことができるのかどうか・・・。私も一番に泣かないようにしようと決めています。

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