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 娘の家族に小さな嵐が吹き荒れているようです。嵐の中心は、第2子の2歳児の男の子。赤ちゃんが生まれてもうすぐ2か月になりますが、これまで我慢してきた様々な感情が入り混じって、時々手が付けられなくなるそうです。


 今までたくさんの愛情を一身に受けて、「かわいい、大好き」と一日中言われてきたのに、赤ちゃんが生まれたことで、世界が一変したような気持ちになっているのかもしれません。もちろん、娘は意識して2歳児の男の子を抱きしめたり、「かわいい、大好き」と言っているのですが、それでは埋められない感情があるのでしょう。気持ちはわかります。母親の愛情は自分だけのものにしたいですよね。


 昨日の夜、一緒に食事をしたのですが、娘たちが言うように、些細なことで、「天使」から「悪魔」に豹変します。「魔の2歳児」とよく言われますが、そこに赤ちゃん誕生なので、負のエネルギーがどんなに大きいか想像に難くないと思います。


 小さなきっかけで、食べている大好きなから揚げを投げ、「だめ」と言われるとさらに投げる・・・。みんなお手上げ状態です。そんな時の子どものエネルギーには勝てません。嵐が通り過ぎるのを待つだけです。でも、一番辛いのは子ども自身です。たくさんの感情が入り混じって、整理ができず、言葉で表現もできず、もうどうしていいかわからない!という状態なのでしょう。


 私は一緒に過ごす時間が短いので、どんな姿もただただかわいいだけですが、一緒に生活する家族は大変だと思います。今は、2歳児の孫の心に吹き荒れる大嵐が早く通り過ぎてくれるよう願うのみです。

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