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こどもの日

 今日は『こどもの日』。どの子も幸せな一日を過ごすことができたことを願います。ゴールデンウイークもあと一日。あっという間に終わりますね。保育園では連休に入る前にRSウイルスに感染したお子さんがいて、1名の赤ちゃんは肺炎のために入院してしまいました。


 毎年、この時期にはRSウイルスに感染し、入院するお子さんがいます。RSウイルスは、何度もかかってだんだん免疫がついていくのですが、赤ちゃんは免疫がなく、すぐに重症化してしまうので、注意が必要です。


 4月は慣れない環境の中で泣いたり、緊張したりの日々を過ごし、体力もなくなってしまうのでしょう。ゴールデンウイークが明けたら、「5月病」が待っているかもしれません。お休み明けは、ここが安心できる場所だということを思い出してくれるようゆっくり過ごしたいと思います。


 今日も一日児童発達支援管理責任者・サービス管理責任者の基礎研修をオンデマンドで受けていたのですが、特にこどもに関わる職業に携わっている者として大事なことを思い出すことができました。

 

 重度の障がいがある人(子ども)の中には、言葉を話せない人もいます。自分の意見を表明することができない人(子ども)もいます。それでも、どんな人(子ども)でも、意志があり、自分のことは自分で決める権利があります。どんな意思や願いを持っているか、その人(子)をしっかり観察してその意志や願いを理解しようとすることが専門職には求められます。


 赤ちゃんにも自分の意志があり、それを言葉だけでなく仕草や表情、時には泣いて訴えてくれます。その思いを受け止めることができるのが保育士としての専門性だということに改めて気づかされました。


 先月の勉強会で赤ちゃん組のS先生が「こんなに小さくても、同じ権利を持った対等な存在として向き合うことができるのが楽しみ」と実践記録を通して話してくれました。どんなに小さい子ども達でも、対等な権利を持った一人の人間として向き合っていくことの大切さを感じた『こどもの日』でした。


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