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子どもの感染

 先日お迎えに来られた保護者の方が、「りんごの花保育園は奇跡的にコロナウイルスが出てないですね。」と言われました。そう言われると、コロナウイルス感染をしないことの方がすごいという状況になっていることを改めて感じます。


 私が良く知っている保育園3園がクラスターに認定され、園名が公表されました。それぞれの園長先生は、当然ながら疲労困憊していらっしゃいます。どの園も消毒や換気などしなくてはいけないことはしっかりされていたのに、感染が広がってしまったのです。りんごの花保育園も今のところ感染者がでていないというだけで、いつ出てもおかしくないと思うと、不安でいっぱいになります。


 不可抗力なのに、クラスターと認定されると、園名が公表されてしまうのはなぜでしょうか。感染を広げないために、園名を公表する必要があるのでしょうか。一つの園は、2週間休園しなくてはいけなくなったそうで、その間保護者の方が仕事に行けなくなることで、園長先生は責任を感じて疲れ果ててあるそうです。


 子どもの感染も増え、昨日S先生から送られてきた情報によると、子どもの症状は軽いのでわかりにくく、家庭内感染源となっているそうです。子どもに見られる症状は、「発熱」「空咳」が多く、鼻水は少ないそうです。嘔吐や下痢といった消化器系の不調が見られることもあり、大人のような味覚や臭覚障害は少ないということです。


 これから秋になり、発熱や消化器系の不調が起こりやすくなります。この記事では、子どもに熱や下痢の症状があれば、すぐにコロナを疑ってかかることが重要になると書いてあります。でも、子どもは発熱や下痢を起こしやすいので、そのたびに登園を断ったりすることはできません。ますます対応に悩んでしまいそうです。


 11月までにはワクチンを希望する人全員にワクチン接種を終えたいと言われていますが、最初の見込みより遅れていて、国の対応のまずさにがっかりします。園にも高原検査キットが送られてきたので、活用してこの苦難をどうにか乗り越えていきたいです。

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