野菜を育てる
- 智子 大瀧
- May 28
- 2 min read
今年も、野菜作りに燃えています(誰が?)。野菜は成長が早いので、子ども達はその成長を毎日楽しみにしています。葉っぱの間の小さな葉を見つけると「これはなんだろう?」「トマトの赤ちゃんじゃない?」「ここ見て見て!ほらこんなに伸びてるよ」と毎日新しい発見をしています。
昨年はきゅうり、トマト、ピーマン、パプリカを植えてたくさん収穫できたので、ピザトーストを作って食べました。メロンができてみんなで食べたのも良い思い出です。今年はスイカに挑戦。すでにきれいな花を咲かせていました。2年前スイカができたときは、屋上園庭にツルがいっぱいに伸びて、植物の逞しさを感じました。こんなに狭い園庭や屋外園庭でも、持っている力を精一杯広げようとするのですね。子どもたちと同じです。
昨年のはな組(1・2歳児)は、白菜やレタス、にんじんを育ててスープやサラダにして食べました。毎日遊んでいる園庭にあるのに、野菜のプランターだけは子どもたちがちゃんと守ってくれます。お花が咲いているプランターは、底にいろいろな虫がいるので、毎日ひっくり返してしまうのですが、野菜の苗には手を出さないでいてくれるのが不思議です。
2階の屋外園庭には『?』の札がついたプランターがあって、りんご3組のY先生が子ども達に名前を教えないで育てています。「園長先生、これ何の野菜かわかる?」と訊かれるのですが、臭いを嗅いで「何かわからないね~なんだろう?」と答えます。本当はY先生に教えてもらっているのですが、子どもたちが気づくまでのお楽しみです。
もうすぐ雨の季節になり、一雨ごとに野菜が伸びていくのでしょう。収穫した野菜をみんなで食べるのが楽しみです。食べるのは大人にとっても子どもにとっても嬉しいことですね。食欲は意欲に繋がっているので、食べるのが楽しみの子ども達になってほしいと思います。
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