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「明日、また遊ぼうね」

 昨日の職員勉強会の終わりがけに、0歳児担任のY先生が、今、モヤモヤしていることについてみんなに問いかけてくれました。  シフト勤務で、担当の子ども達より早く帰る時、私が帰る姿を見つけて子ども達が泣いてしまうので、なるべく気づかれないようにそっと帰っているのですが、それでいいのかなと、最近、モヤモヤしています。

 この前の土曜日に、保育を抜けて作業に入ったところ、私がいないことに気づいた0歳児のMちゃんが急に大声で泣き始めました。急いでMちゃんのそばに行って、「一緒に遊ぼう」と言ったら、すぐに泣き止んだんです。  こんなにわかっているのに、気づいていない時にさっといなくなるのは、どうかなと思ってるんですが・・・という話でした。  0歳児は、担当の先生がいると安心し、いないと不安になります。私も、泣かせたくないので、遊びに夢中になっている間に帰ってほしいと思っていたのですが、Y先生の言う通りだと思いました。  大好きな人が、急にいなくなってしまうという経験をさせるより、泣いてしまうとしても、「明日また遊ぼうね」と言葉をかけて帰る方が人への信頼感が育つのではないでしょうか。  そうするには、先生達みんなの共通理解が必要です。大好きな先生がいなくても大丈夫と思えるように、どの先生も泣いている子どもの気持ちを受け止め、温かく関わることが大切です。そして、それができるのが、りんごの花保育園の先生達だと思っています。  明日、という時間の感覚はわからなくても、泣いていながらも、「明日、また遊ぼうね」と言われたら、また大好きな先生と一緒に楽しく遊べるんだという経験を積んでいくことに大きな意味があるように思います。  「明日、また遊ぼうね。」が、Mちゃんにとって、魔法の言葉になるといいなと思います。

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