お疲れさまです
昨日の朝、K先生が弾んだ声で「園長先生、今朝、Sくんがとってもいい顔で登校していたんですよ。自分からいろいろ話しかけてくれて・・・」と教えてくれました。小学校1年生のSくんと同じ小学校にお子さんを通わせているK先生は、入学直後に、「Sくんが前しか見ていない顔で登校していて、『おはよう』って言っても『あぁ』という感じで、とても緊張しているみたいです」と話していたので、心配していました。
入学式から3週間、やっと一日の流れがわかり、友達になれそうな子もできて、楽しいことや興味を持てることを見つけて、安心して学校に行けるようになったんですね。何より自分の居場所があることを実感できるようになったのでしょう。
小学校では新しいことばかりで、緊張の連続だったと思います。わからないことだらけなのに、誰にどのタイミングで聞けばいいのかわからず、一人でキツい思いを抱えていた子ども達の姿を想像すると、胸が苦しくなります。
人間は新しいことに出会うと、不安や畏れ、緊張を感じます。それが一日中、何日も続いたのですから、子ども達の疲れやストレスは相当なものだったと思います。子ども達だけでなく、保護者の方も新しいことの連続で大変でしたね。時間割の確認、宿題のチェック、できるだけ早く寝かせたいのにお子さんは疲れてグズグズで甘えてくる・・・。
昨日、卒園児のYくんがお父さんと一緒に保育園に遊びに来てくれました。お父さん曰く「エネルギーをチャージしに」来てくれたそうです。ここでたくさん認められ、楽しく過ごした時間を思い出しに来てくれたのでしょう。
ブログを読んでくださっている卒園児の保護者の方、お疲れ様です。あと1日頑張ればゴールデンウィークです。頑張ったお子さんとご自分をたくさん褒めて、楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さい。
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