働きやすい職場づくり
- 智子 大瀧

- Jul 5
- 2 min read
先週金曜日は、研修委員として主任保育士の研修会に出席しました。テーマは「働きやすい職場づくり」で、短大の先生で公認心理士の資格がある方が講師でした。保育士養成校に勤務されてあるのですが、この2~3年で入学者が半減しているそうです。ますます保育士不足が深刻になりそうです。本人が保育士になりたいと言っても、「給与が安い」「不適切保育がある」「保育士の仕事は大変だから」と家族に止められるそうです。
講義の中で、保育士は肉体労働・頭脳労働・感情労働であり、バーンアウト(燃え尽き症候群)しやすいと言われていました。感情労働では、相手が感じている感情を阻害しないように自分の感情を調整することが求められるので、過度なストレスを感じてしまうことが多いそうです。
誰にでもある感情を上手にコントロールするには、自分の気持ちを知り、どんな感情を感じやすいかがわかることが大切だと言われました。感情に支配されず、自分が感じやすい感情を予測し、その避け方や対処法を知っておくといいそうです。
他の心理学でも、感情に支配されている時、「今、怒っているんだな」「悔しいと思っているんだな」などと、第三者的に自分を見ることができると感情をコントロールすることができることを学びました。日頃から自分の感情を大切にしながらも、感情に流されないようにトレーニングするといいということですね。やってみます。
主任保育士は園長と他の職員の間で板挟みになることも多く、大変な役割を担っています。良い職場づくりには、「心理的安全性が高いこと」が大切だそうです。自分の意見を言っても否定されない、失敗しても大丈夫と思えるような職場の雰囲気が求められます。いつも大変な思いをさせている主任の先生と力を合わせて、働くことに楽しさややりがいを感じられる良い雰囲気の職場をつくっていきたいと思います。






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