まっすぐに
今朝の出勤時、コロナになったり、ちょっと落ち込む電話があったり、2歳児の子がケガをしたりして「辛いな~、ついていないな~」と思っていました。人生は楽しみよりも大変なことの方が多いことを悟ってはいるものの、なんだかね~って感じです。
それでも気持ちを切り替えて、おはよう保育をするためにはな組保育室に行きました。久しぶりに登園する子どもたちがちょっとぐずったりするものの、みんな落ち着いて好きな遊びを楽しんでいました。
りんご2組(4歳児)のKくんと一緒に、積み木で家を作ったり、山を作ったりして、話しながら遊んでいるところへりんご組のH先生が、「Kくん、おはよう」とやって来ました。
それを聞いたKくんは、「さっきまでずっとお休みだったから寂しかったよ」と一言。お盆で休んでいたH先生に会えて、嬉しかった気持ちが伝わって来て心が温かくなりました。さっきまで・・・という言い方も言い得て妙ですね。
その後、りんご1組(3歳児)のNちゃんに、「園長先生、どうしてマスクしてるの?」と聞かれ、「病気になったからだよ」と答えると、「ふ~ん、そうなの。マスクをしても、保育園に来たかったんだね」その通りです。マスクをしても保育園には来たかったのです(でも療養期間は十分過ぎています)」「そうだよ。みんなに会いたかったからね」と私。「うつるからね~」とNちゃん。あんなに小さかったNちゃんが、私の気持ちを言い当ててくれたのが嬉しくて急に気持ちが楽になりました。
こんな子どもたちに会いたくて、私は保育園に毎日通っているのだと思います。いろんなことがあっても、子どもたちはいつも自分の思いにまっすぐで、一生懸命です。
子どもたちを見ていると、いろいろ邪推してしまう自分に気づき、ちょっと恥ずかしくなったりします。私もまっすぐ生きていきたいのですが、なかなか難しい日もあります。そんな時は今日みたいに、子どもたちの声に耳を傾けて、また前を向きたいと思います。
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