卒園式の練習
初めての卒園式の練習で、4歳児も5歳児も緊張した面持ちでした。〇〇式というのは、みんな緊張しますよね。大人だって、あの厳粛な雰囲気はちょっとね~と思いますね。〇〇式には、一定のやり方や形式があって、それに沿うようにしなくてはいけないという圧力がかかります。でも、〇〇式には、改まった気持ちになる特別な意味があるので、一つ一つの〇〇式を大事にしたいですね。
保育園の様々な行事の中でも、卒園式は特別です。これまでずっと一緒に過ごした子どもたちが旅立っていく大事な式典です。みんなの前で一人ずつ卒園証書を一定のやり方で受け取るのはとても緊張すると思います。昨日から「明日卒園式の練習だからドキドキする」としっかり者の女の子たちが話していました。
4歳児も5歳児もとても歌が上手です。元気がいいだけでなく、気持ちを込めて歌うことができます・・・なので、歌っている一人一人の子ども達の顔を見ていたら悲しくなって来ました。こんなに長く一緒に過ごしてきて、たくさんの経験を共有したのに、卒園したら顔を見ることもできなくなるんですね。こんなに立派に育ったのに、この先の人生に関わることができないなんて理不尽のように思います。
初めての練習は1時間かかりました。本番はもう少し長くなるかもしれませんが、きっと頑張ってくれると思います。一定の形式に従うと、「卒園証書授与」が一番最初になります。卒園証書を渡すとき、いろいろな場面が蘇って来るので、また一番に泣いてしまうかもしれません。立派に成長した子ども達が胸を張って卒園証書を受け取る姿をしっかり目に焼きつけたいと思います。
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