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最高の言葉

 昨日の『新米ご飯と焼き芋パーティ』で、最高に嬉しいことがありました。4歳児のKくんは、焼き芋パーティをずっと楽しみにしていて、色画用紙で焼き芋をたくさん作っていました。


 先々週、「園長先生、焼き芋があるよ。たくさん作ったからりんごの箱に入れてるよ」と言われたので、廊下に置いてあった(りんごの)段ボール箱を覗くと、紫色の色画用紙で作った焼き芋が30個ぐらい入っていました。それぞれ白い紙で包まれていて、なかなか本格的です。Kくんが焼き芋パーティを楽しみにしていることが伝わって来ました。


 昨日の朝、Kくんは朝から張り切ってさつまいもを新聞紙で包み、ホイルで巻いていました。2階の屋外園庭から、主任のA先生が火を起こす様子を見て「すごい!」と感動しているKくんを見て、T先生は、Kくんと一緒に下に降りて行き、そばで焚き火を見たそうです。落ち葉だけで焼き芋を焼くと思っていたKくんは「これはなに?」と木炭を見つけてとても驚いたようでした。A先生が「これは炭でね、これに火をつけて落ち葉を燃やすんだよ」と教えると、感心してしばらく見ていたそうです。


 それから保育室に戻り、Kくんは黒の色画用紙で木炭を作り、葉っぱを切り抜いて自分で作った焼き芋を焼きました。帰りがけに「『楽しかったー!いい一日だったねー!』と言ってくれたんですよ」とT先生が話してくれました。


 夕方、5歳児のYくんのお父さんからお電話が掛かって来ました。とても久しぶりのお父さんとの会話です。昨日はお父さんがお迎えに来られたそうですが、駐車場で車に乗って座った瞬間に、Yくんが「『パパ、この保育園を選んでくれてありがとう』と言ったんですよ」と話してくださいました。


 昨夜の勉強会でその話をすると、みんな感動して泣きそうになりました(S先生は本当に泣いていました)。子ども達にもらった最高の言葉を胸に、こんな日を積み重ねたいと心から思いました。

 



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