楽しい遊びで育つ力

　昨日はプロジェクト保育『キラキラデー』でした。午前中、児童発達支援事業所公募資料の準備で園にいなかったので、どんな時間を過ごしたんだろうと気になっていました。夕方、お料理グループの4歳児Mちゃんが事務室に入って来たので、「キラキラデーたのしかった？」と聞くと、即答で「楽しかったー！とっても！」と返事が返ってきました。

　先週、近くの神社でままごとをしたお料理グループは、1時間も時間を延長して楽しみました。昨日も、材料を集めに出かけ、取った草花を使って、園の屋外園庭でままごとをしたようです。担当のY先生が送ってくれたビデオから、たくさんの材料とままごと道具を使って子ども達がどんなに楽しんだのかが伝わって来ました。

　お料理グループは自己主張をする子ども達が多いので、トラブルが起こると想像していたのですが、役割分担をしながら、それぞれに折り合いをつけて充実した活動になっています。きっと、お料理グループの楽しい活動を続けたいので、いつもだったら怒ってしまったり、友達に強い口調になってしまう気持ちをコントロールしているのだろうと思います。楽しい遊びの中では、大事な力が育つのですね。

　他の二つのグループも充実した活動になったようです。子ども達の「好き」から始まった活動の今後の展開を想像するとワクワクします。「キラキラデー」を楽しみに登園してくれるようになると、さらに子ども達の意欲が高まり、今以上にのびのびと自信を持って過ごせるようになります。そんな姿を見るのが私の楽しみです。