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楽しい食事

 新年度2日目。予想通り、お母さんと離れて赤ちゃんたちは泣き声の大合唱でした。ちょうど眠たい時間、お腹が空く時間でもあるので、抱っこしてもなかなか泣き止んでくれません。1時間経ってお母さんたちが迎えに来てくれると、「なんで置いてけぼりにしたの?」というような顔で抱っこされていました。


 明日は2時間。今日よりも長い時間おうちの方と離れなくてはいけません。ミルクの準備も万端ですが、飲んでくれるかどうか・・・?赤ちゃんたちにとっては試練の時間ですが、それでもだんだん慣れてくれます。規則正しい生活リズムができて、栄養たっぷりの離乳食を食べて「保育園も悪くないな・・・」と思ってくれるようになります。


 そんな赤ちゃんのお兄ちゃんである3歳児のYくんが、今朝、保育園に行く前に「ボクの保育園は楽しいよ」と赤ちゃんに教えてくれたそうです。だから大丈夫だよというメッセージも込められているのでしょうね。少し前に1歳児で入園したYくんがそんなことを言ってくれるなんて感激です。赤ちゃんが慣れてきたら、きっとお部屋でも園庭でもたくさん遊んでくれるでしょう。


 午後から給食会議をしました。どのクラスも落ち着いてよく食べていると報告がありました。保育園の給食は栄養価がしっかり考えられていることはもちろん、とってもおいしいです。子ども達もよくお代わりをしています。他の園で働いていた先生たちが子ども達の食欲を見て驚いていたそうです。


 開園して何年かは残食が多いのが悩みでした。仕入れる材料を少し減らしていいか福岡市の担当部署に尋ねて量を減らしたくらいです。こんなに食べるようになるなんて!・・・と給食会議で話したのですが、よくよく思い出すと、一昨年前は残食を減らすために『ぴかぴかごはん表』を作っていたくらいなので、最近になって急によく食べるようになったことに気がつきました。何がよかったのでしょう?おいしいのはもちろんですが、子どもたちが食べやすいように小さく切ってくれるなど、給食の先生たちのお陰だと思います。


 残食がないのはいいですね。食事をしている姿を見ると、賑やかに楽しそうに食べています。黙食ではこんな食欲は出ません。楽しい食事を目指した結果だと自画自賛しています。

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