正解はない

宮城のこども園に、ナイフを持った不審者が子どもの命を奪う目的で侵入したニュースを見て、心臓が止まりそうになりました。同じことが起こったら、どうやって子どもたちを守るか、守れるか、いろいろ考えました。


インターネットの新聞報道を見ると、「宮城のこども園の初動は良かったが、園内にサスマタが置いてなかったのが問題」と書かれていました。ずいぶん昔、不審者が保育園に入る事件が連続して起こった時、カラーボールやスプレーを置いた方がいいと言われたり、サスマタは犯人を刺激するから使わない方がいいと言われたりしました。


 何が正解かわからないので、福岡市の担当者の方に電話で尋ねたのですが、サスマタを置くのは必須ではなく、園の状況や考えで決めて下さいということでした。そうですよね。サスマタを使って犯人を刺激して、それで傷つけられても誰も責任は取れないですからね。


 2日前研修を受けた時に、小児科の先生が、「爪切りは医療行為ではないから、保育士が行ってもよい。」と言われたので、それについても、福岡市の担当者の方に質問しました。子どもの爪の状態が正常であれば、少し切ってあげたり、揃えてあげることは大丈夫だそうです。


 これもずいぶん前に、「子どもの爪を切るのは医療行為だからしてはいけない」と言われたので、それからどんなに気になっても爪を切らないようにしました。今回の回答を聞いて、もっと早く聞いておけば、引っかき傷を防げたと思い、とてもがっかりしました。


 情報は時々確認しなくてはいけませんね。社会情勢や、データの分析、学会の判断など、時代と共に常識と思っていたことが変わることもあります。もっと大きな視点で言えば、どんなことにも正解はないのかもしれません。でも、子ども達の楽しい毎日を守りたいという気持ちはずっと変わらないです。

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