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誰でも通園制度(仮)

 昨日出勤したS先生から、「外国の方が2歳児の空きがないかと尋ねて来られて、断るのが心苦しかったです。」とメールが来ました。市役所に行ったけど、このあたりの保育園の2歳児クラスが空いていないと言われて直接廻ってあるようです。「無認可保育園はどうですか?」と提案したら「高い」という返事。せっかく来られたのに、断るしかなく、肩を落として帰られる姿が切なかったそうです。


 一時保育を行っている園は少ないので、りんごの花保育園には問い合わせの電話が多く掛かって来ます。1日に3件くらいかかってきて、お断りするのが申し訳ないです。上の子が入院する、里帰り出産で利用したいなど理由は様々ですが、定員がいっぱいの現状では、お断りするしかありません。


 先週金曜日、園見学に来られた方は、1歳児のお子さんにいろいろな経験をさせてあげたいと『誰でも通園制度(仮)』の博多区のモデル園に登録して、時々預けてあるそうです。園行事などで預かってもらえない日もあって、なかなか慣れないとも話されていました。


 来年度から本格始動する予定の『誰でも通園制度(仮)』は、こんなに受け皿がないのに大丈夫なのでしょうか?預けたいと思っていらっしゃる方はたくさんいます。モデル園に預けてある方が「保育士さんが大変そうで・・・」と言われていました。現在、案として挙がっている「月10時間」の利用では、小さい子ども達はなかなか慣れないでしょう。たまに行くたびに泣いて、「楽しかった」という思いが残らないまま、また預けられる子ども達は不安だと思います。


 在宅で子育てをしている方に、預かってくれる場所や子どもの経験が増える場所が必要なのはよくわかります。でも、受け入れ先がなく、あったとしてもなかなか慣れてくれないお子さんに現場の保育士が疲弊するのは目に見えています。問題が山積したまま、見切り発車だけは避けてほしいです。でも、昨日園に来られた方のような、すぐに対応が必要な方の支援は先延ばしにはできません。園でもできることを考えていきたいと思います。

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