3歳児神話

今日も平成30年度保育所入所の二次申込を希望されている保護者の方とお話をしました。会話の中で、お姑さんに「こんなに小さい子を保育園に預けるなんて・・・」と言われたというお話をお聞きして、久しぶりに『3歳児神話』を思い出しました。

 私が子育て真っ最中の30年ほど前は、『3歳までは母親が子育てをするべき・・・・3歳児神話』が公然と言われていた時代で、この言葉に何度も追い詰められました。眠ったままの子どもを車に乗せる早朝、機嫌が悪い子どもをチャイルドシートに無理やり乗せる夜、こんなことまでして働かなくてはいけないのかと何度も自分を責めました。

 子ども達が大きくなった今は、生涯続けられる仕事があって良かったと思っています。人生100年と言われる時代、子育てが終わった時の自分の人生を考えるのも大切ではないかと思います。

 様々な調査から、保育園と幼稚園で育った子どもの成長・発達に差がないことが実証され、『3歳児神話』という言葉自体が聞かれなくなりました。核家族化が進み、地域や地縁関係の中で育つ機会がほとんどなくなり、お母さんと子どもが1日中1対1で過ごす家庭が増えました。お母さんも子どももストレスを感じることが多いのではないでしょうか。成長と共に、子どもも外の世界へ関心が向いていきます。いろいろな人たちに関わることで、たくさんのことを学びます。小さい頃から社会の中で育つのもいいことだと思います。

 『3歳児神話』が意味すること・・・それは、心の安全基地をもつということではないかと思います。

 自分は大事にされている→自分は大事にされるだけの価値がある→自己肯定感が育つ

 人格形成の基礎となる重要な時期に、日中離れていても、しっかり心の中に大好きなお母さん(お父さん)がいて、いつでも困った時は自分を守ってくれるという心の安全基地があることが重要だと思います。

 長時間保育が子どもに与える影響についての調査結果もあります。

『長時間の保育が子どもの成長・発達に悪い影響を与えるわけではない。ただ、その長時間保育の質は成長・発達を少なからず左右する。

 この調査結果の重みを受け止めて、より良い環境を作っていかなければと思います。

『りんごの花保育園』開園まで59日

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