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子どもの気持ち

今日は職員勉強会でした。つぼみ1組(1歳児)のT先生が、子どもの気持ちに気づいたエピソードを話してくれました。

 T先生が、こんばんは保育(延長保育)で、子ども達のために一生懸命広告で折り紙を折っていると、N先生に、「ちょっと手伝って下さい」と言われたそうです。あともう少しだからと作っていると、また声をかけられ、「あーもう少しなのに」と思った時に、子どももこんな気持ちなのかなと気づいたそうです。

 子どもに声を掛ける時、子どもが、今何をどんな気持ちでしているかを考えて声を掛けているでしょうか。トイレの時間や食事の時間は大人が決めたものです。もちろん、子どもの規則正しい生活を作るために決めたものですが、そこに子どもの気持ちへの配慮がなければ、大人の指示通りに動かすことが目的になってしまいます。

 2歳になった子ども達は、「いや!」と言って、大人の思う通りには動かないと主張します。自分のことを、自分の気持ちを尊重してと言っているのです。時間通りにいかなくても、少し待ったり、「〇〇が終わったらね・・・」と子どもが自分で気持ちを切り替える時間を作ってあげたいですね。

 人は行動を起こすときに大きなエネルギーを使うそうです。急にその行動を止められると、エネルギーは行き場を失くし、大きなストレスを感じます。「せっかく〇〇しようと思ったのに・・・。」と言葉で言えない子ども達は、より大きなストレスを感じているのかもしれません。

 子どもの気持ち、大事にしたいですね。

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