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トイレトレーニングのタイミング

2歳半の孫が帰って来ています。おしゃべりが急に上手になって、相手をするのがさらに楽しいです。大人の言葉をじ~っと聞いて、たくさんの言葉を吸収しています。『言葉の爆発期』がやってきて、短い滞在の間にも、新しい、おもしろい、的確な言葉を使えるようになっています。

 『いやいや期』と『言葉の爆発期』そこに、もう一つやって来るのが、『トイレトレーニング』

 こんなにおしゃべりするのに、トイレトレーニングはちっとも進んでいません。「ママ、オムツ濡れてるみたい」「〇〇こ、でたよ、見て!」と言うのに、オマルに座ることも嫌がります。

 「保育園でトイレトレーニングしてないの?」と訊くと、「1歳児クラスだからトイレトレーニングはしないみたいよ。」「え~っつ!4月生まれなのに・・・・」

 トイレトレーニングは、夏がチャンスです。寒くなると、間隔が短くなる上に、濡れると風邪を引いてしまいそうで、なかなか進みません。洗濯物の量も増えます。この夏を逃したということは、排泄の自立は1年先になってしまいそうです。

 りんごの花保育園では、トレーニングを始めた1歳児の子ども達がオマルで成功するようになってきました。0歳児の子も、1歳児の真似をしてオマルに座っています。2歳児は、ほとんどの子が日中、普通のパンツで過ごせるようになりました。

 最近は、いつかはオムツが外れるから焦らなくても大丈夫・・・という風潮ですが、それは誰のためでしょうか?子どものためでしょうか?

 オムツは快適ではありません。熱がこもり、重くなり、パンツのように、さっさと履くこともできません。

 焦るのはもちろん良くないですが、トレーニングを始めるタイミングはとても大事です。子どもからのサインを見逃さず、間隔をつかみ、オマルやトイレに座ることを習慣化して、自立を促してほしいと思います。

 自分で自分の身体をコントロールできるようになった排泄の自律は、子ども達を心身ともに大きく成長させてくれます。

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