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お勉強

4月になっても、まだ定員がいっぱいになっていないので、園の見学に来られる方がたくさんいらっしゃいます。何時に見学に来たらいいですか?と尋ねられた時は、子どもたちの姿がしっかり見られる10時くらいをお勧めしています。

 見学者の方が来られるのに慣れてきたりんご組(3・4・5歳児)の子どもたちは、自分から「おはようございます」「お名前教えて下さい」と笑顔で話しかけるようになりました。子どもたちの生き生きとした姿やニコニコの笑顔は、りんごの花保育園の一番の自慢です。

 見学の方に、時々、「お勉強はないんですか?」と聞かれるのですが、答えに詰まってしまいます。『お勉強』はないです。反対に、幼児期の『お勉強』って何ですか?」と尋ねたくなります。

 『勉強』という言葉は、強く勉めると書きます。これは幼児期に必要ないことです。子どもは楽しいこと、興味を持ったことは夢中になって取り組み、経験で得た知識は子どもの力になります。強制して教え込まれてできるようになったことは、すぐに忘れてしまい、身につきません。

 りんごの花保育園には、『お勉強』はありませんが、たくさんの『学び』があります。子ども達が興味を持っていることは何か、何を知りたがっているのか、どのような方法で伝えればより興味関心が強くなるかを考えて環境を作っています。分からないことや知りたいことは、子ども達と一緒に考えます。

 明後日、5月の園だよりを発行する予定ですが、つぼみ組(1歳児)の子どもたちが真剣に玩具を操作している写真が数枚載っています。『遊び』ではなく、『操作』という言葉を使うのがふさわしい子どもたちの表情です。子どもたちに、「何をして遊んでいるの?」と声を掛けたら、「違う!遊んでるわけじゃない、試しているんだよ」と言われそうです。

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