今日は生活発表会
今日は生活発表会。天気を心配しながらのスタートでしたが、暖かく気持ちがいい一日でした。
子どもたちの成長は本当に素晴らしいです。あんなに小さい子もいるのに、一人も泣きませんでした。お家の方がすぐ前にいるのに、誰も舞台を降りていくこともなく、自分の役割を演じていました。
あ、でも泣き声が・・・とっても繊細な1歳児のKくんの泣き声がステージの方から聞こえてきました。今日は無理かな・・・。でも、カーテンが開くと、涙をぬぐったKくんが堂々と立って、いつも通り演じてくれました。「大きいトロル、する!」と泣きながら自分から言ってくれたそうです。先生たちが、「Kくんはエースだからね。」と言っていた言葉を思い出してくれたのでしょう。生まれてまだ2年と少し・・・人間の成長のすばらしさに驚かされます。
子どもたちの演技を見ながら、この1年間の出来事をいろいろ思い出しました。日々、「自分で選んでいいんだよ。」「自分で決めていいんだよ。」「どうしたらいいと思う?」と尋ねながら、自分で考えて行動することがとても大切だということを伝えてきました。
子どもの思いに共感し、一緒にできること、したいことが実現できるように側で見守ってきたことが今日の生活発表会の姿に繋がっています。
年長組の子どもたちが、私や年長組の担任に合図を送ってきました。「もうプログラム紹介していいの?」「まだ、もう少し待ってて」目で伝わります。プログラム紹介も、初めはみんなで一緒にすると話し合っていたのですが、やっぱり一人ですると自分たちで決めました。ほとんど練習することもなく、本番で力を発揮した年長組の子どもたちは本当にすごいです。
あっという間に終わった生活発表会ですが、今日は、子どもたちのがんばりや成長をじっくりと噛み締めたいと思います。