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念ずれば・・・

少し前、今年4月に開園された保育園の主任の先生が、りんごの花保育園に見学に来られました。『担当制』について学びたいということだったので、ベテランのS先生に説明をしてもらいながら、一日じっくり未満児クラスの保育を見てもらいました。

 子ども達はいつものように、集中して遊び、主体的に食事やトイレ(もちろん、誘っても「いや!」と言う子はいますが、それも大事なことです。)やお昼寝に向かったそうです。

 子ども達が落ち着いていることや、自分から進んで動いていることに驚かれていたそうです(私も、初めて担当制を行っている保育園に見学に行った時は、子ども達の姿を見て驚きました)。

 「先生達の声が聞こえないのがすごいですね。」と話されていたそうです。りんごの花保育園の先生達は、子ども達に大きな声で指示・命令をしません。子どもの主体性を尊重しているので、子ども達には問いかけます。「どうすればいいと思う?」「何をしたいの?」「どっちがいい?」

 指示・命令をして子どもを動かそうとすれば、大きな声を出すか、低い(怖い)声を出さなくてはいけません。子どもの思いや気持ちを聞こうとするなら、大きな声を出す必要はありません。

 これが日常なので、先生達の声があまり聞こえないことに気付きませんでした。よかったです。私が願っている保育に進むことができています。

 開園して1年目は、毎日追われるように過ごしていました。何をどうすればいいのか、どこに向かっているのか考える時間さえなかったような気がします。

 『念ずれば通ず』大事なことは、見失わずにいつも心の奥にしっかり持っていれば、思いや願いは叶うのですね。

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