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だいじょうぶ、だいじょうぶ

昨日の夜、こんばんは保育(延長保育)でお迎えに来られた0歳児のAくんのお母さんが、Aくんが先生達と遊ぶ様子を見ながら、「こんな(遅い)時間なのに、こんなに楽しそうに笑うんですね。お家では泣いてばかりなのに・・・。」とため息交じりに言われました。

 それまでも、楽しそうに遊んでいたAくんでしたが、お母さんの顔を見るとさらに元気が出て来たようで、走り回ったり、ボールを追いかけたり、大きな歓声や笑い声を上げていました。

 きっと家に帰ると、疲れや眠さ、空腹、そしてお母さんに甘えたくて、たちまち機嫌が悪くなってしまうのでしょう。お母さんは、早くご飯の用意をしたいし、お風呂にも入れたいし・・・頭の中は「しなくてはいけないこと」でいっぱいになってしまうので、二人の思いはすれ違ってしまいます。

 未満児の子ども達は、お母さんと離れている時間を取り戻そうとするかのように、お家に帰るとくっついて離れなくなります。早く寝かさないと朝起きれないと思うと、さらに気持ちは焦ってしまいますね。

 仕事で疲れている上に、機嫌が悪い子どもに振り回されて、「もう、いや!」「なんで私だけこんなに大変な思いをしなくてはいけないの!?」と泣きたくなってしまう日もあります。私も同じ思いを何度も味わいました。

 やり場のない怒りがこみ上げ、どうしようもない時がありますが、もうそんな時は、子どもを抱きしめて思いきり泣いてもいいと思います。泣いても、笑っても、怒ってもいい・・・そんな時間は確実に過ぎ去っていき、子どもは大きくなります。

 あんな辛い時期もあったけど、ちゃんと子どもは成長している、がんばっていることはしっかり伝わっている・・・きっとそう思える日が来ます。私がそうだったように。

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