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メロン

 予定通り、メロンを収穫して食べました。ウリの味しかしないだろうと言われていたので、ヨーグルトとはちみつを準備して2階の保育室に行きました。すでに、M先生が小さなメロンを上手に切ってくれていました。


 たま~に食べるメロンは、切った瞬間、メロン特有の甘い香りがするのですが、全然香りません。やっぱり…と思いながら、子どもたちに匂いを嗅いでもらったら、「なにも匂わない」と言われてしまいました。再びやっぱりと思いながら、M先生が切ってくれた小さなメロンを一番最初に試食させてもらいました。子どもたちの視線が集まるのを感じながら、一切れ口の中へ・・・「おいしい!」意外にもほんのり甘みがあって瑞々しく、おいしく感じました。


 早速ヨーグルトとはちみつを引っ込めて、子どもたちにお皿に入れたメロンをスプーンで食べてもらうと、あちらこちらから「おいしい!」とともにガッツサインが出て、とても嬉しくなりました。丹精込めて作ったのは私ではないのですが、園でメロンが採れるなんて夢のようです。


 「スイカみたい」「きゅうりみたい」という(正直な)声も聞こえてきましたが、みんなで一緒に食べる小さな小さな一切れはとてもおいしく感じました。給食の先生が準備万端に調理器具やお皿・スプーンをそろえてくれたのも良かったと思います。


 鍋からそのままラーメンを食べるとか、お皿に置かないでお菓子を食べるという話を聞くこともありますが、食器って大事だと思います。りんごの花保育園の食器は、強化磁器を使っているので、真っ白の食器に載せた食材が色鮮やかに見えます。食材を見るのも食育では大事ですからね。強化磁器は落とすと割れるし、重たいし、メラニンの方が子どもにいいのでは?と思われるかもしれませんが、感覚を刺激しながらおいしく楽しく食べるために強化磁器に拘っています。


 小さなかけらのメロンも強化磁器のおかげでおいしくいただくことができました。ヨーグルトとはちみつが活躍できなくてよかったです。

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