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言葉

昨日の職員勉強会では、言葉についても話しました。自戒を込めて、子どもたちにかける言葉はもっと意識をしなくてはと思います。保育園では、子どもたちと長時間、長期間一緒に過ごすので、親密な関係ができます。だからこそ安心できる関係に甘えずに、自分の立場を意識しなくてはと思います。


 親しみと馴れ馴れしさは違いますね。子どもが相手だと、言葉が雑になったり、子どもにわかりにくい言葉を使ってしまうことがあって、後で反省します。子ども達は「今のどういう意味?」「もっとゆっくり話して」などいうことはほとんどありません。わからなくても、大人の仕草や表情でなんとか理解しようとしてくれているのかもしれませんね。でも、私たちは一番言葉が発達する時期の子ども達とかかわるので、それを意識しなくてはと最近ずっと考えていました。


 昨日の研修会では講師の先生が言葉についても話されました。言葉を獲得している子どもたちなので、保育士は美しい言葉を使うこと、省略しないこと、単語で言わないこと・・・。心がチクリと痛みました。もっと言葉を吟味しなくてはと思いました。


 職員勉強会でも、先生たちと言葉の大切さ、美しい言葉を使うことを共有しました。子どもは私たちが聞いてほしいと思う言葉だけを聞いているわけではありません。先生(大人)の言葉には敏感で、良い言葉も良くない言葉もすべて取り込んでいます。


 「いい加減にしなさい」「あっちに行って」「うるさい」「邪魔」私たちが保育園で使うことはありませんが、家庭ではどうでしょうか?言葉も感染します。「メチャクチャ」「やばい」は否定にも肯定にも使える言葉なので、それを使いだすと、子ども達の語彙力が低下します。


 美しい言葉が使えるようになりたいですね。そうすると、もっと気持ちが穏やかになりそうです。難しいですが、そう願いながら子どもたちに関わっていきたいと思います。

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