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意欲

 昨日の夜、ワクチン接種を終えましたが、腕のコリくらいで、他の症状はありません。他の先生たちから、腕が上がらない、痛いなどの報告を受けましたが、想定範囲内だと思います。このまま3週間後に2回目のワクチンが受けられるよう、体調を整えたいと思います。


 もうすぐ七夕を迎えます。この時期になると、りんご3組(5歳児)の子ども達が七夕の笹を求めて活動を始めます。一昨年は、給食の先生のお父さんが能古島から笹を切って運んでくれました。昨年は、りんご3組のKちゃんの家の裏にある笹をいただけることになったので、片道2.5キロの道のりを歩き、自分たちの目で竹林を見てきました。他にも、子ども達がおじいちゃんやおばあちゃんに自分で電話して頼んでくれたので、立派な笹が届きました。


 たくさんの方に協力していただき、子ども達の心が動く経験が出来るので、とても有難いです。七夕の笹を準備することは簡単ですが、自分達で考えたり、調べたりすると、笹がどんな場所でどんな姿で生えているのかわかり、それが知識となっていきます。


 先日の『時の記念日』は、先生たちからの提案、①かたつむりの時計②吊り下げ時計③腕時計の中から自分で好きなものを選んで製作しました。全ての活動が、自分で考えたり、選んだりすることを大事にしているので、それが子ども達の主体性を育てていると思います。子どもは時間の感覚を持つことが難しいと言われていますが、5歳児はよく時計を見て行動しています。これも日々の積み重ねのおかげでしょう。


 先々週、子ども達はどこに行けば笹があるのか調べるために、各クラスの先生たちにインタビューをしました。私も尋ねられたので、「『かなたけの里公園』に竹林があるのを見たよ。」と伝えました。Y先生に、近くの八百屋さんで七夕前のごく限られた日だけ七夕の笹をもらえると聞いてきた子ども達は、その気になっているようです。ちょっと遠いのですが、りんご3組の子ども達ならがんばって歩けるでしょう。昨年は、野方遺跡まで往復6キロの道を歩いたのですから。


 昨年の3組の子ども達も行動力に溢れていましたが、今年の3組の子ども達はその姿を見ているので、さらに自分たちで考えたり、思いを出し合って挑戦している姿がとてもいいです。

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