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保育所等訪問支援

 昨日、隣の市の児童発達支援事業所を訪問したことを書きましたが、行政区によって制度が違うことに改めて驚きました。隣の市は、児童発達支援を受けられる日数が月に20日で、保育所等訪問支援は4日利用可能だそうです。


 福岡市は、その半分の日数しか利用できません。市の方針や財政状況で変わるのでしょうが、それにしてもその差は大きくてびっくりです。


 20日間利用することができれば、毎日保育園、幼稚園に行きながら、同時に療育を受けることができます。継続して通うことができると効果も大きいですね。福岡市在住の保護者の方は羨ましく思われることでしょう。


 福岡市は児童発達支援事業所が少ないので、利用日数を増やせないのかもしれません。身近な場所で毎日支援が受けられるよう、もっと事業所が増えて、日数も増えるといいですね。


 視察させていただいた事業所を訪問した時、8人の方が保育所等訪問支援に出られていました。幼稚園、保育園、小学校の受け入れがよく、様々なところで頼りにされているそうです。福岡市はまだまだ保育所等訪問支援事業の制度が認知されず、訪問を断られることもあります。支援が必要なお子さんのつまづきの原因がわかり、対応策を提案できる訪問支援員はお子さんはもとより、日々悩んである先生方にも必要な存在だと思うのですが・・・。


 今後保育所等訪問支援のニーズは必ず増加するでしょう。必要とされる場所で支援を行うことができるよう、日々ノウハウを積み重ねたいと思います。

 
 
 

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