心の育ち
- 智子 大瀧
- 11 hours ago
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昨日夕方、りんご組(3・4・5歳児)のY先生から、嬉しいエピソードを聞いたのでご紹介します。
園庭で2歳児のKくんとIちゃんがそれぞれ遊んでいました。Iちゃんは泥団子づくり、Kくんは三輪車に乗っていたそうです。
Kくんが乗っていた三輪車がよろけて、Iちゃんにぶつかり、IちゃんとIちゃんが作っていた泥団子がKくんの三輪車の下敷きになってしまいました。大泣きのIちゃんを見て、お兄ちゃんの4歳児Yくんが急いで駆け寄って服についた泥を払ってくれました。
それに気づいたKくんのお姉ちゃんの4歳児のMちゃんが、Kくんのところに行き、「Iちゃんが泣いているよ。『ごめんなさい』を言いに行こう」と手を引っ張ってIちゃんのところに行き、一緒にあやまってくれたそうです。そばで見ていたYくんは、KくんがIちゃんに「ごめんなさい」と言うのを聞いて、「ありがとう」と一言・・・。心が温かくなるエピソードです。
4人のやりとりの間、Y先生は何も言わず、ずっと見守っていたそうです。大人が入らなくても、子ども同士で解決できたこと、4歳児のMちゃんとKくんの心が育っていることがとても嬉しかったと話してくれました。
運動会が終わって、子ども達の表情が緩み、さらに生き生きと自信をもって行動するようになりました。目には見えない心の育ちは言葉や行動に表れますね。4歳児の姿を見ながら、小さい子ども達の心も育っていくのでしょう。
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