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お手本になりたい

 朝から私の嫌いな雨。大きくなった子どもたちを抱っこしたり、大きな荷物を抱えて、傘を挿して歩いて登園される保護者の方や子どもたちを見ると申し訳ない気持ちになります。駐車場から園まで、晴れていれば、お友達と一緒なら、楽しい道になるのですが、雨の日は違います。もっと近くに駐車場があればいいのですが・・・。


 先日も、園舎の周りに使わせてもらえる駐車場がないか、不動産会社の方に頼んだのですが、結局見つかりませんでした。なかなか難しいです。園の斜め前にある駐車場は、日中空いているので、そこを使わせてもらいたいと頼んだのですが、断られてしまいました。雨の日の登園の様子を見てもらったら、気持ちを変えてもらえるかも?と思ったりもするのですが、まだまだ子育てに優しい社会は遠いようです。


 嫌いな雨の日ですが、少し前の雨の日に嬉しいこともありました。春休みで帰省しているもうすぐ小学校に入学する孫が、濡れて帰ってきた私を見て、「おばあちゃま(私のことです)、大変。こんなに濡れて」と言いながら、急いでキッチンにあったもので私の頭や服を拭いてくれました。「なんでこんなに濡れたの?傘持ってなかったの?風邪ひいちゃうよ」と一生懸命に拭いてくれる孫の姿がとてもかわいかったです。孫が拭いてくれたものはタオルではなくて、布巾だったのですが、そんなことは大したことではありません。


 帰って来た娘にその話をすると、「そうなの?私がいつもするからだろうね」とあっさりした返事。子どもは、自分がされて嬉しかったことは、自然に人にするのでしょうね。遠く離れて暮らしている母子の姿が垣間見えたようで嬉しい出来事でした。


 挨拶も同じです。「挨拶をしなさい!」「なんで挨拶しないの?」「もっと大きな声で挨拶しなさい!」と言うよりも、おうちの方が挨拶をしている姿を見せた方が、自然に身につきますね。私も子ども達の良いお手本になりたいと思います。


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