みーちゃんのおはなしかい
- 智子 大瀧
- Feb 12
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毎月1回の『みーちゃんのおはなしかい』でした。りんご組(3・4・5歳児)の先生達が「外で遊べない日が続いているので、落ち着かない子達がいます」と教えてくれたのですが、本当にストレスが溜まっているようで、なかなか座れない子もいました。
叱れば座れるのかもしれませんが、先生たちはそんなことをしても意味がないことがわかっているので、いろいろ工夫しながら過ごしていました。それでも、大きな声を出す子がいて、他の子ども達が話を聞くのが難しくなったので、M先生と一緒にQくんとJくんには廊下で遊んでもらいました。そばで見守っていたM先生に「パネルシアターになったら教えてください」と言われたので合図を送ると、パネルシアターの時はみんなのところに戻って来ました。
お話を聞くのは難しくても、絵が明確で言葉が短く、歌で進んでいくパネルシアターだったら見ることができます。理解できないのに、黙って話を聞くのは辛い、おもしろくないと思っても、パネルシアターだったら見ることができます。小学生になった時が心配ですが、これまで保護者の方にはお子さんの心配なことについてお話してきたので、きっとおうちでしっかりフォローしてくれると思います。
3歳児の時に入園して来た5歳児のBくんは、ご家庭では英語で会話されていたので、全く日本語が理解できませんでしたが、今日のストリーテリング(言葉だけでお話を聞く)の「赤ずきんちゃん」の話を真剣に聞いていました。言葉が理解できるようになっただけでなく、イメージする力が育ったのですね。お話会の先生も「『赤ずきんちゃん』は10分くらいかかる大作なので、難しいかなと思ったのですが、5歳児なら大丈夫と思って挑戦しました。Bくんはお話を吸い込むように聞いていましたね」と仰っていました。
来月は進級して2歳児もいるので、今月がチャンス!と『あかずきんちゃん』のお話をしてくださったようです。みんなが同じように聞くのは難しいですが、話を聞く力は確実に育っています。
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