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保育園経営は難しい

 4月から7月まで、0歳児がずっと1人だったのですが、8月に2名、9月に2名のお子さんの入園が決まったので、定員いっぱいになりました。急展開で、少しアタフタしていますが、ホッとしました。0歳児は保育単価(一人の子どもの保育料)が高いので、この4ヶ月間は経営的に厳しかったです。


 0歳児のお子さんの慣れ保育が始まったので、園内ではプチ新学期のような泣き声が聞こえます。大好きなおうちの方と離れて、初めての人と初めての場所で過ごすのですから泣くのは当たり前です。先生たちは、新しい子ども達は何が好きなのか、どんな場所が落ち着くのか、いろいろ試しながら試行錯誤を繰り返しています。早く慣れてくれるといいのですが、1歳前後の子ども達はおうちの方との信頼関係もしっかりできている上に賢いので、難しいですね。ここが安心できる場所と思ってくれるまで、時間をかけるしかありません。


 以前も書いたと思いますが、りんごの花保育園は、現在ベビーブームです。嬉しいことに、昨年から赤ちゃんがたくさん産まれています。今年、育児休暇が終わり、復職しようとされている方が何名かいらっしゃるのですが、今年度は受け入れられなくなってしまいました。


 あんなに赤ちゃんの入園を待ち望んでいたのに申し訳ないです。途中入園の予約ができるといいのにと思います。途中入園のお子さんのために、新年度開始時に職員数を確保できれば、保護者の方は育児休暇をもっと安心して過ごすことができ、私たちも安心して受け入れることができるのですが・・・。


 園長として雇用されていた頃にはわからなかった保育園の経営の難しさを感じます。少子化や待機児童がいなくなったり、社会情勢が変わっていくので、また来年度も同じような苦しい思いをしなくてはいけないのでしょう。でも、りんごの花保育園が、子ども達にとって楽園であるために、未来を想像しながら、足下を固めていきます。


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