児童発達支援事業所の役割
- 智子 大瀧
- 1 day ago
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現在小学校1年生で、3月に児童発達支援事業所を退所したQちゃんがお母さんと一緒に事業所に遊びに来てくれました。久しぶりに会ったQちゃんとQちゃんのお母さんの晴れ晴れとした表情を見て、とても嬉しくなりました。
幼稚園に行けなくなったQちゃんに初めて会ったのは昨年の10月。お母さんと離れることが不安で、初めの頃はずっとお母さんがそばでQちゃんのことを見守っていました。給食もお母さんと一緒でなければ食べれなかったので、別室でお母さんと一緒に食べていました。
不安そうなQちゃんが事業所に通い続けることができるのかな?と思いましたが、お友達や先生たちと楽しい時間を過ごす中でだんだんお母さんから離れても大丈夫になって来ました。それでも最後までお母さんは事業所の別室で過ごされていたので、小学校に通学できるかとても心配でした。
時には遅れていくこともあるそうですが、小学校に行っていることをお母さんが笑顔で報告してくれました。Qちゃんは、身長も伸びて、表情も明るく、歯も抜けて、お姉さんらしいおしゃべりをたくさん聞かせてくれました。先週から給食も食べられるようになったそうです。子どもは必ず成長します。またそれを実感することができました。子どもはいつでも自分の内なる力を発揮する日がくれば、必ず成長します。大人はそれを信じて環境を整えて、温かく見守ることが大事なのでしょう。
「ここ(児童発達支援事業所)に半年通ったから、小学校に行けるようになったと思います。」とお母さんが本当に明るい笑顔で話してくれました。事業所を開所して良かったと心から思った瞬間でした。いろいろ大変なことがありますが、困っている子ども達や保護者の方の力になりたいと思って始めた児童発達支援事業所です。本当に良かった。また、遊びに来てくれるのを楽しみにしています。
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