子ども同士で育つもの
- 智子 大瀧
- Apr 2
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新年度2日目。新しく入園した子ども達は、それぞれの個性を少しずつ見せてくれました。お母さんと離れてずっと泣き通しの子、時々泣き止んでは遊び、遊んでは泣く子、次から次におもちゃを触っては試している子。それぞれでおもしろいです。
2日目ですが、りんご組(3・4・5歳児)保育室では静かに先生のお話を聞いていました。ちょっと拍子抜けするほど落ち着いている子ども達を見て、これからどんな成長を見せてくれるのか楽しみになりました。まだまだ2日目ですが、今年度の保育目標である好きなもの、夢中になれるものがたくさん見つかりそうな予感がします。
卒園児が卒園した後のりんご組は、雰囲気が変わりました。かっこいい3組の子どもたちがいなくなって、動きがゆっくりになって穏やかです。子ども同士の影響力が大きいことに改めて気づきました。パワー不足かもしれませんが、昨年とは違う活動も楽しめそうです。
午後から毎月訪問している近くのグループホームさんに行きました。訪問したのは4歳児の子ども達で、折り紙で作ったものをプレゼントすると張り切っていましたが、グループホームの入居者のおじいちゃん、おばあちゃんたちが体調不良で会うことができなかったそうです。初めての訪問を楽しみにしていた4歳児は「つまんない、つまんない」と連発しながら園に帰って来たそうです。
昨日、4歳児のMちゃんのお母さんが「毎日お風呂の中で、お風呂から上がってリビングでも何回も卒園式の歌を歌って卒園証書をもらう真似をしているんですよ」と話してくださいました。卒園式の練習を少し離れたところから見ていただけなのですが、あの特別な雰囲気と4・5歳児のかっこいい姿に憧れたのですね。本当に子どもを成長させるのは、子どもだと思いました。これからお互いに影響しながら成長できるような活動に取り組んでいきたいと思います。
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