不登校支援
- 智子 大瀧

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2024年度の小・中学校の不登校児数は35万4千人にも及んでいます。原因は様々ですが、発達障がいと言われる児童も多く含まれています。現在、児童発達支援事業所では、3件の不登校児支援を行っているところです。
昨日のお父さんの会でも、就学についての悩みが挙げられました。どこに行けばお子さんの力を引き出してくれるのか、将来の力に繋がるのか、日々迷ってあるようです。特別支援学校、特別支援学級、通級、通常クラス・・・それぞれの良さがありますが、足りないところもあります。行く場所によってどんな影響があるのか想像するのは難しいでしょう。
児童発達支援事業所りんごの花の不登校支援のお子さん3人の共通点は、SOSが出せないということです。困っても、困っていると言えないので、小学校の先生は困っていることに気づいていません。日々の困ったことが重なって小学校に行けなくなるのではないかと思います。
保育園の時に、発達の凸凹に気づいていたら・・・私も苦い経験があります。子どもは、他の子の行動を見ながら動いているので、大人から見ると理解して行動しているように見えます。感覚の過敏さは、子ども自身が主張しないと気づけないことが多々あります。言い訳になりますが、保育園や幼稚園では見落としてしまうことがあることを認めないわけにはいきません。
卒園児が小学校に行けなくなった話を聞くと、胸が痛みます。小さい頃からの支援は、子ども達の成長発達を促し、自己肯定感を守り、周りにいる人のその子の抱えている課題への理解を助けます。周りにいる人がその子の苦手や困っていることを理解し、その子に合った方法で支援することで日々の生活がどんなに変わるか想像に難くないと思います。
私たちには、もっと勉強が必要です。経験則だけで判断することがないよう、もっと勉強したいと思っています。






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