必要な支援
- 智子 大瀧

- Apr 16
- 2 min read
昨夜NHK で報道された「子どもが発達障害と言われたら」というタイトルの報道番組を見ました。小学校に適応できずに不登校になるお子さんが急増しています。保育園・幼稚園では一人ひとりのお子さんに合わせた支援ができやすいのですが、小学校に行くとそうはいかないようです。
こども家庭庁では、就学前の5歳児検診を後押しして発達障害のお子さんを支援に繋げようと各自治体に働きかけているそうです。番組に出演された小児精神科医の先生が1歳半と3歳児検診からこぼれ落ちているお子さんは少ないと話されていましたが、そんなことはありません。
4・5歳児にも支援に繋がっていないお子さんはかなりの数います。保育園で保護者の方にお伝えしても受け入れてもらえないことが多々あるのです。
集団の中で毎日お子さんのことを見ている私達のことをもっと信頼してくれてもいいのにと思うこともあります。伝えたいのは、お子さんが日々イライラしたり、困ったり、悔しい、悲しい思いをしていることです。発達障害は、発達検査を参考に、医師が診断するので、私達には判断できません。でも子ども達が日々うまくいかない経験をしていることはよくわかります。
保育園、幼稚園のなどの自由に行動できる場でさえそんな負の経験をしているのですから,時間も場所も方法もきっちりと決まっている学校でうまくいかないのは仕方ないと思います。
小さいほど支援の効果は大きく、様々な研究も進んでいるので、お子さんに合った方法が見つかると思います。就学前にできることはたくさんあります。叱られたり注意されることが多いお子さんに、自分の良さに気づき、周りの友達にも認められる経験をたくさんさせたいと強く思います。そのためには、番組の提言にもあるように、100人いたら100通りの支援があり、お子さんに合った支援を見つけることが求められていると思います。






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