進級と嬉しい出来事
- 智子 大瀧
- Feb 25
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いよいよ新年度に向けた進級が始まりました。今週は給食前まで進級クラス(1学年上)で過ごします。0歳児は日頃から1・2歳児の保育室で過ごすことが多いので、特別感はなかったようですが、久しぶりの温かい日差しの下、楽しそうに園庭で遊んでいました。保育室では1歳児と一緒に粘土遊びをして、お片付けになると自分たちで手洗い場に行って手を洗っていました。0歳児なんて思えません。
1歳児は慣れ親しんだ保育室で、進級して来た0歳児を迎え入れ、ちょっぴりお兄ちゃん、お姉ちゃん気分で過ごしていました。もしかすると、今まで2歳児に少し遠慮していた時もあったのかもしれません。進級後はさらに伸び伸びと自信を持って過ごすのでしょう。
進級で一番変化が大きいのは2歳児です。2階の保育室に行くだけでドキドキなのに、広い保育室にはたくさんの遊具や珍しいもの、魅力たっぷりな玩具が置いてあります。進級クラスにきょうだいがいる子ども達が多いので、みんな好きなことをしてかなり大胆に遊んでいました。
5歳児は就学準備を始めます。プレッシャーをかけ過ぎないように、小学校生活をイメージしながら期待を持って就学できるよう、じっくりと取り組む活動やみんなで話し合う時間をたっぷりとって新しい世界の扉を開く準備をしたいと思います。
そんな進級の初日、とても嬉しいことがありました。昨年11月に跳び箱で骨折をした5歳児のMちゃんのリハビリが終了し、もう心配せずにしっかり動いていいそうです。Mちゃんの回復力と勇気に拍手です。2回目の手術が終わり、ギブスを外した時から、「こんなに伸びるよ」と両手のひらを合わせて伸ばして見せてくれたMちゃん。その回復力と勇気で、すでに跳び箱を跳んでいます。大人だったら、あの時の痛みを思い出してしまい、跳ぶには相当な時間がかかるでしょう。
アルバムを作っている時も、ギブスをしているMちゃんを見ると胸が痛みました。でも、そんなときのMちゃんもいつもとびきりの笑顔で写真に写っていて、私の方が励まされました。
たくさんの方にご心配をおかけして申し訳ありませんでした。Mちゃんのご両親のご心痛は想像以上だったと思います。でも、あの痛みや辛さを乗り越えたMちゃんはさらに大きく成長したように感じます。卒園までのかけがえのない日々を大切に過ごしていきたいと思います。
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