- May 31, 2018
つぼみ組
つぼみ組(0歳児・1歳児)の保育参観をしました。2か月前とは、別のクラスのように、一人ひとりの子ども達が思い思いに、ゆったりと過ごしていました。入園した頃は、不安でいっぱいだったんだなと改めて思います。こんなに小さくても、ここが安心できる場所だとわかると、おうちの方に手を振り、すぐに自分の好きなところに向かっている姿を見れて、嬉しかったです。 0歳児、1歳児は、おやつや排泄、食事などに時間がかかります。時間がコマ切れになるので、なかなか集中して遊ぶ時間をつくることが難しいと感じます。一人ひとりの子ども達が待たされていると感じないように、自分は大事にされていると感じられるように、タイムスケジュールや先生達の役割分担を決めています。決められた子の育児を担当することによって、一人ひとりの発達や興味を把握して、適切な声かけをすることができます。子どもたちにとっても、同じ先生が同じ手順で関わってくれることが安心感につながり、先の見通しが立って、自分から行動を起こすようになります。 子ども達に室内遊びと外遊び、どちらがいいかきいて、好きなところで遊べるのはと
- May 30, 2018
交通事故
朝の出勤途中、大通りを左折した直後に、反対車線で信号待ちをしていた車の後ろから出てきた自転車とぶつかりました。私の車のスピードは10~15km位しか出てなかったので、すぐに止まることができました。自転車の高校生の男子は転んだものの、すぐに立ちあがってくれたので、ほっとしました。警察を呼んで、高校生のご家族の方や保険会社に電話をして、事故の説明などをしたら、2時間半くらいかかりました。男子高校生の怪我が軽かったのが本当に良かったです。 『車は凶器』だといつも思っているので、運転には気をつけているつもりですが、もう少し視野を広げて見ていたら、男子学生の自転車に気づくことができたのではないかとも思います。事故の処理をしている人たちを見た時は、いつも気を引き締めるのですが、まだまだ修行が足りません。もっと細心の注意を払わなければと反省です。 園に着いたら、5月の避難訓練が終わっていました。初めて非常階段を使って避難したので、改善すべきことがいろいろあったようです。 午後は福岡市認可保育園園長会の総会に出席しました。奇しくも、福岡北ロータリークラブの方から
- May 29, 2018
2歳児の保育
今週は、各クラスに入って保育参観をする予定です。今日は、はなぐみ(2歳児)の子ども達の様子や先生達の姿を見ました。 子ども達はとても落ち着いていて、でも元気一杯で、4月・5月初旬頃大泣きしていた時とは全く違っていました。保育室はこじんまりしていて、子ども達も9人(今日は7人)しかいないので、お話もよく聞いていました。絵本の時間は、し~んとなって、みんながお話の世界に入り込んでいました。 給食は、担当制で順番に食べています。外遊びから先に入室した子ども達がご飯を食べている時に、次の順番の子ども達が外遊びから帰ってきます。最初に食べていた子ども達は、食べ終わると、お昼寝をするために、自分のコット(簡易ベッド)に行き、次の順番の子ども達が食べ始めます。毎日の繰り返しの中で、子ども達は次の行動を見通せるようになり、主体的に動いていました。自分の食べる順番や食べる席、コットの位置がわかると、安心して行動できることが再確認できました。 これからの課題は、食事がきれいに食べられるようになること、トイレトレーニングを進めること、友達と一緒に簡単なルールのある遊び
- May 28, 2018
覚悟
トイレトレーニングで忘れられない思い出があります。20年近く前、1歳児で重度の知的障がいがある男の子を担任しました。2歳になると、お母さんがトレーニングパンツを準備されたので、園でもトレーニングを始めました。ところが、オマルに座っても、全く出る気配がありません。オマルに座る意味が理解できないようでした。トレーニングパンツにもらしても、気に留めず、いつでも、どこでも排泄し、どうすればいいかわかりませんでした。1年経ち、2年経ち、年中組になっても全く状況は変わりません。 ある日、お母さんが、「今日からこのパンツを履かせて下さい。漏れたら分かると思うので。」と男の子用のブリーフを持って来られました。ブリーフに変えても、同じです。もう排泄の自立は無理じゃないかと思っていました。 「このパンツを履かせて下さい」と次に持って来られたのは、ボクサーパンツでした。「このパンツで失敗したら、片づけが大変だな」と思いながら、期待をせずにそのボクサーパンツを履かせました。失敗すると、おしっこが足を伝い落ちます。驚いたように男の子はじ~っと足を見つめていました。何度かそ
- May 27, 2018
トイレトレーニング
排泄の自律・・・あえて自律と書きましたが、子どもにとっても大人にとっても高いハードルのようです。今は、ほとんどの子が紙オムツですが、私が子育てをしていた時は、外出や寝る時は紙オムツ、日中は布オムツと使い分けていました。 上の子はなかなかオムツが外れなくて、「おしゃべりなんかは上手なのに、オムツはなかなかとれないね、おかしいね。」と良く言われていました。2歳を過ぎてもオムツをしているのは、お母さんの怠慢と言われていたので、必死になってトレーニングをしました。叱ってはいけないと思いつつも、失敗が重なると、ついイライラしました。子ども自身がどうしようもないことで叱られるのは、本当にかわいそうです。それがわかっているのに、叱ってしまう自分も嫌でした。 いつの頃からでしょうか、「いずれオムツは外れるから、焦らなくても大丈夫」と言われるようになって、トイレトレーニングのストレスが軽減されたのは、子どもにとっても、お母さんにとっても良かったと思います。 オムツの性能がよくなり、「トイレトレーニングは焦らなくても大丈夫」という風潮の中、これでいいのかなと思うこと