この1年

もうすぐ2018年が終わろうとしています。今年は、私の人生を変える大きな出来事がありました。 嬉しかったこと・・・念願の自分の保育園、りんごの花保育園をたくさんの方のご協力のお陰で開園することができました。 悲しかったこと・・・最愛の父が亡くなりました。もうこの世の中で私を全力で守ってくれる人は誰もいません。 昨年の今頃は園舎が建設中だったので、たった1枚のパンフレットを手に、いろいろな場所で、入園を希望される方とお話をしていました。何をどうすればいいのか全くわからず、園舎が間に合わないかもしれないという不安を抱えながら新しい年を迎えました。 小さくても快適な園舎で、信頼できる先生達に囲まれ、かわいい子ども達と一緒に過ごせたこの1年に、感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ手探り状態で、わからないことばかりですが、少しずつ自分の足で歩いている実感がしています。 来年は元号が変わり、オリンピックも近づき、新しい風が吹きそうです。どんな時も、先生達を信じ、保護者の方に信頼され、全ての子ども達が明日に希望を持って登園できるりんごの花保育園を創っていきたいと思います。 1年間、ブログを読んで頂き、ありがとうございます。とりとめのないことを書きましたが、書いているうちに自分の考えがまとまったり、新しい意欲が湧いてきました。読んでくださる方がいらっしゃると思うと励みになりました。ありがとうございます。 明日から1月3日まで、このブログをお休みしようと思います。また、読んでくださったら嬉しいです。どうぞ良いお年をお迎えください。

適切な言葉かけ

言葉を話せない小さな子ども達には、受容的・応答的に関わることが大切です。子どもが言葉にできない思いを喃語や表情、仕草で表した時に、大人がその思いを察して、声に出して応えたり、欲求を満たしてあげることで信頼関係が築かれていきます。 もう少し子どもが大きくなると、受容的・応答的であることと同時に、過敏、過剰にならないことも重要になっていきます。 子どもの言動に常に干渉したり、子どもが行動する前に先周りをして声を掛けていると、子ども自身が考える機会や、注意して行動する機会を奪ってしまいますね。 登園する子ども達が少ない日、保育室にいると、声を掛け過ぎている自分に気づくことがあります。保育園という集団の場でさえ、目が行き届くことと行き届き過ぎることは紙一重です。こどもの人数が少ない家庭では、さらにそんな場面があるのではないでしょうか。 受容的・応答的であることと同時に、過敏、過干渉にならないこと・・・難しいですね。でも、時々、子どもへの関わり方を振り返ってみませんか。

最後の日

今年の保育最終日でした。お休みの子ども達が多かったのですが、登園してきた子は「お友達少ないね~」と言いながら、いつもよりたくさん好きな玩具で遊べる日を楽しんでいました。 はな組(2歳児)のYちゃんは、お父さんの転勤で今日が本当に最後の登園日でした。入園した頃のYちゃんのことを思い出して、お別れがますます悲しくなりました。 お友達や私達に、「Yちゃんのこと、大好き?」と訊くのが口癖で、もちろん「大好きだよ!」と答えると、にこ~っと笑ってくれました。もう、「Yちゃんのこと、大好き?」という声を聞けなくなると思うと本当に寂しいです。 一生で一番大きく成長するこの時期を一緒に過ごし、卒園式の時に、入園した頃のことを話すのが私達の密かな楽しみです。何かあるごとに、「また卒園式の話題が増えたね。」と話しています。 Yちゃんの成長を側で見られないのは寂しいですが、きっと新しい場所で、「Yちゃんのこと、大好き?」と訊けるお友達や先生との出会いが待っているでしょう。 急に寒くなりました。明日から、1月3日までお休みです。良いお年をお迎えください。

子どもの心

夜、主任のA先生からりんごの花保育園のラインに、「園児に暴言?しつけ逸脱・・・見えにくい『不適切保育』」という西日本新聞の記事が送られてきました。 「おしっこ出る」と訴える園児に、保育士が、「行けばいいやん。なんで泣くと」と声を荒げ、「なんでここで漏らしたと」と問い詰めるという記事を読んで、怒りや悲しみよりも、心が張り裂けそうになりました。子どもの心を想像すると、保育士としてというよりも、人間として許せません。 『不適切保育』『暴言』は、もしかすると氷山の一角かもしれません。子どもは声を上げることができないどころか、叱られる自分が悪いと思ってしまうので、お父さんやお母さんにも話さないからです。 同じ福岡市の認可保育所で起きたことにショックと憤りと申し訳ない気持ちでいっぱいです。賃金が低いことや労働環境が悪いことは言い訳にはなりません。 しばらくしてラインに、「私たちは大丈夫と思わずに、いつも自分の言葉や態度、表情などを見直しておかないといけませんね。保育士も環境ですから。」と副主任のS先生の言葉が送られて来て、少し救われました。 自分は大丈夫ではなく、常に自己点検や振り返りをしないといけませんね。子ども達が、私達の言動を批判することはありません。一生懸命私達を信じてくれるのですから。それに応えることができる大人にならなければと思います。

二足歩行

今月末、つぼみ1組(0歳児)のKちゃんは1歳になります。今月の初め頃から、お尻を床から浮かして、「よいしょ」と立ち上がり、バランスを取りながら2,3秒自立している姿を何度も目にしました。 そろそろかな…と思っていたら、誕生日前に2歩、3歩と歩けるようになりました。ずっと見守ってきた私達も嬉しかったのですが、やっぱり一番嬉しいのはKちゃん自身じゃないかなと思います。 多くの哺乳動物の移動手段は四足歩行であるのに、なぜ人間が重心が高く不安定で、移動スピードが遅い二足歩行に進化したのか、運動のメカニズムは解明されていないそうです。四足歩行のチータは時速110km、動きが遅いゾウでさえ、時速50kmで走れるのに、その能力を捨てて二足歩行になった人間は、大きな進化を遂げました。二足歩行になったことで、2本の手が自由になり、道具を操ることができるようになって、知的な発達が促されたのでしょう。 赤ちゃんがハイハイやお座りの姿勢から、自分で立ち、移動できるようになると大きな変化が起こります。視界が広がり、大好きなお父さんやお母さんの顔がぐんと近づきます。二足歩行ができれば、自分が興味があるものに進んで近づいて思う存分探索活動が楽しめます。飛躍的に行動や思考が広がるはずです。 「這えば立て、立てば歩めの親心」と言いますが、表面に表れる変化よりも、その内に起こっている深くて大きな変化を思う時、一日一日の歩みを大切にしなくてはと改めて感じます。

メリークリスマス

今日はクリスマス。サンタクロースの衣装を着て登園してきた子ども達に、クリスマス気分を味あわせてもらいました。季節の行事を楽しむ心は、小さい時から生活の中に取り入れることで育っていくのですね。いつもそんな気持ちを大事にして、さりげなく楽しさをおすそ分けして下さるお母さんに感謝です。 サンタクロースにプレゼントをもらった子ども達は、口々にプレゼントを教えてくれるのですが、ヒーローやヒロインの名前が全然分かりません。小さい子どもがいない生活が長くなると、本当に味気ないです。どうぞ、子ども達が小さいうちに、たくさん楽しんでくださいね。大変だったけど、あの頃が良かったなぁって思う日が必ずやって来ます。 午後から小さいクラスの子ども達のお手伝いをしましたが、お昼寝の時間が少しずれているのか、なかなか寝付けない子や起きてから目覚めが悪い子がいました。楽しいクリスマスの夜に興奮して、生活リズムが変わったのかもしれませんね。 りんごの花保育園は、今日から希望保育期間に入り、少し登園する子ども達が少なくなりました。クリスマス、お正月と楽しいことが続きますが、できるだけ・・・、できるだけでいいので、生活リズムを大切にして下さいね。 家に帰ると、クリスマスカードが届いていました。温かい文面に、心がほぐれ、またがんばろうという気持ちが湧いてきました。メリークリスマス・・・。

薄着

最近は暖かい日が続いていますね。年末には寒波が来るそうなので、寒がりの私は嫌だなと思ってしまいます。「暑いのと寒いの、どちらがいい?」と訊かれたら、迷わず「暑いの!」と答えます。真夏に生まれたからかなとも思いますが、関係ないですよね。 子どもも、寒さに対する反応がそれぞれ違います。「外に行くからジャンパーを着よう」と言うと、「いやだ」と言う子もいれば、自分でジャンパーを取りに行ってさっさと着ている子もいます。 前の園の子ども達は、どんなに寒くても、雪がちらついていても、園庭で裸足で遊ぶ子がいました。 『子どもは風の子』と言われていましたが、最近はそうでもないような気がします。子どもは体温が大人より高めで、活発に動くので1枚少なく着せた方がいいと言われていますが、自分が寒いからと同じように着せていませんか? 経験から言えば、薄着の子の方が風邪を引くことが少なく、風邪を引いても早く治るような気がします。「寒い、寒い」と言う子は、大人が言うのを聞いているからでしょう。 寒がりの私が言うのも変ですが、風邪を引かないためにも、体を縮こまらせずに楽しく過ごすためにも、薄着の習慣をつけたいですね。

児童虐待

基本的信頼感は、乳幼児期に一番身近にいる大人との関係によって築かれることは多くの場で聞くお話だと思います。自分に対する信頼感と人への信頼感が築かれてこそ、人は自信を持って自分の人生を生きていくことができます。 東京都港区の子ども家庭総合支援センター建設に反対する地元住民の声を聞いて、無理解さにがっかりします。子ども家庭総合支援センターには児童相談所も併設される予定です。一昔前、児童相談所は親を亡くした子や経済的理由などで親が育てられない子が一時的に保護されていたのですが、現在は入所児童の9割が虐待を受けた子ども達だそうです。親から虐待を受けた子ども達に、社会ができることはなんでしょうか。虐待を受けて保護をされる子ども達は平成29年度のデータで13万人を超えています。そんな子ども達を保護する施設が足りないのです。 少し前まで、躾として子どもに手を上げるのは当然のこととされていましたよね。そんな親子関係で育ってきた人が親になって子育てをしているのです。うまくいかないのも無理はありません。 乳幼児期に一番近くにいる人に愛情を持って関わってもらうこと、大好きだと言ってもらえることが、自分への信頼感、人への信頼感につながります。 明日はクリスマス。どの子も、生まれおちたこの世界が良い世界だと思えるような日になりますように・・・。

やってみたい

今日はクリスマス直前の土曜日。登園する子も少なくて、一人、二人と帰り、少しさびしい一日でした。 午後、W先生が、「園長先生、これ見て下さい!」とクラスのデジカメを持って来て、昨日の夕方の『こんばんは保育』の時間に撮った写真を見せてくれました。 3歳児の女の子を中心に5,6人の子ども達が、つぼみ組(0歳児)保育室の雪の結晶が付いたカーテンの前で楽しそうに歌ったり、踊ったりしている姿が写っていました。そうです。昨日午前中のクリスマス会を思い出して、再現していたのです。 恥ずかしがり屋のRちゃんが、その中に入り、とってもステキな笑顔で歌っていました。一列に並んでいる子ども達の表情が生き生きしていて、「やってみたい」という気持ちに溢れていました。お迎えに来られた保護者の方も観客になって拍手をしてくださったそうです。 昨日のクリスマス会は、劇や給食の準備など、日常と違うことをしたので、先生達はとても大変だったと思います。だからこそ、こんなに子ども達の心を動かすことができたのでしょう。 保育者が指示するのではなく、こんなふうに子ども達の「やってみたい」を生活発表会で表現できるといいなと思いました。

クリスマス会

りんごの花保育園初めてのクリスマス会でした。M先生が作ってくれた帽子を被って、りんご2組・3組(4・5歳児)の子ども達が、キャンドルを手に入場すると、カーテンを閉めたつぼみ組(0・1歳児)のお部屋は幻想的な雰囲気になりました。 先生達の楽しいクリスマス劇を見て、色紙からお星様や雪の結晶が生まれてくる不思議さを味わい、クリスマス気分が高まりました。 りんごの花保育園の子ども達は、みんなとってもいい子なので、やっぱりサンタクロースが来てくれました。プレゼントは、オカシヤさんオリジナルのかわいいお菓子です。 サンタクロースいわく、「子ども達はみんな、本物のサンタクロースって思っているんだね。」 給食は、りんご組に集まって、クリスマスメニュー(ピザやチキン、マカロニサラダ、果物)を食べました。おやつは、自分達でデコレーションしたクリスマスケーキです。 今日のクリスマス会のために、たくさん準備をしてくれた先生達、何日も前から子ども達が喜ぶクリスマスメニューを考えてくれた給食の先生達、ありがとうございました。 毎日一生懸命がんばっている子ども達、保護者の方、先生達にも、ステキなクリスマスがやって来ますように。

健康

りんご2組・3組(4.・5歳児)の子ども達は、福重公民館で行われた子育てサークルのクリスマス会に参加しました。初めての子育てサークルデビューだったので、一緒に行きたかったのですが、行けなくて残念でした。 子ども達は、♪あわてんぼうのサンタクロース♪を歌ったり、A先生の手品を盛り上げたり、♪エビカニクス♪を踊ったり、とっても楽しかったようです。サンタクロースと写真を撮り、クリスマスプレゼントをもらって、大満足で帰って来ました。 りんごの花保育園は、地域の方との交流を大切にしたいと思っています。地域で信頼される園になるのが、目標の一つです。今回の子育てサークルへの参加は、保護者のWさんのご紹介でした。大事なご縁をこれからも大切にしたいと思います。 今日、1カ月ぶりに病気療養中のW先生が、お話に来てくれました。少し痩せたW先生でしたが、前と同じ明るい笑い声を聞いてホッとしました。復帰にはもうしばらくかかりそうですが、みんなで力を合わせて乗り越えたいと思います。 誰でもいつ病気になるか分かりません。できることは、病気にならないように、身体も心も元気でいられるように、自己コントロールすることですね。 W先生は、久しぶりに子ども達に会えて、涙が止まらないようでした。やっぱり健康が一番ですね。責任が重い仕事ですが、こうしてかわいい子ども達と毎日一緒に過ごせるのも、健康であればこそです。

成長の証拠

最近の学生は、ほとんど乳幼児に触れたことがないので、授業で話していても乳幼児の実態が感覚的に理解できないような気がします。 『百聞は一見にしかず』とよく言いますが、子ども達のかわいさや一生懸命さ、基本的な生活習慣をひとつひとつ積み上げている姿などをビデオに撮って見てもらうことで、生き生きと成長している子ども達を感じてほしいと思っています。 今日も、お誕生日前に歩き出したKちゃんが、中腰でかがんでいる姿に感動したので、ビデオに撮らせてもらいました。恐る恐る、でも、ちょっと誇らしげにゆっくり立ち上がってバランスを取る姿に、人間の成長の素晴らしさを感じます。 少し前まで人見知りをしていたKちゃんが、カメラを向けると満面の笑顔を見せ、声を上げて応えてくれます。しばらく撮り続けていると、1歳児のYくんがやって来て、Kちゃんの横に座り、頭を撫でだしました。1つしか違わないのに、可愛くて仕方ないというような表情です。どんなに小さくても、自分より小さい子を可愛いと思う気持ちがあるんですね。きっと遺伝子の中に組み込まれているのだと思います。 12月、外は寒いのですが、つぼみ組(0.1歳児)の朝は、温かい雰囲気でいっぱいです。一人ひとりの子ども達が、本当に楽しそうに伸び伸びと遊んでいます。遊んでいる友達の側に行ったり、つられて一緒に笑ったり、成長の証拠がここにも、あそこにも・・・。

食育

りんごの花保育園の給食はとてもおいしいです。今日のメニューは、ごはん・ひじきとコーンとツナの煮物・すまし汁・豚肉ときのこの中華炒めでした。毎日、「おいしいなぁ」と感謝して頂いています。 昨日は給食会議でした。野菜が苦手な子が多くて、たくさん残って戻って来る日もあるそうです。給食の先生は、味付けや切り方、分量の割合を変えてみたり、いろいろ工夫しているそうですが、それでも戻って来ると、やっぱりがっかりするそうです。 お家の食事も、せっかく作ったのに、「おいしくない」「これいやだ」と言われたら、やっぱり悲しいですよね。だんだん食べるものばかりを食卓に並べるようになって、子どもの苦手なものは出さなくなりますよね。 保育園の給食はそういうわけにはいきません。野菜や肉、魚など栄養のバランスが取れた福岡市の共通献立で作っています。苦手な野菜・・・特に緑の野菜もしっかり入っています。食べ慣れていない子ども達が苦戦するのも仕方ないかもしれません。 私は、小さい頃から苦手なものがないので、嫌いなものをがんばって食べた経験がありません。苦手なものを乗り越えられない子ども達の気持ちがよくわからないので、子どもの気持ちに寄り添えていないかもしれません。 私の妹は、小さい頃野菜が全く食べられなかったのですが、出産後はなんでも食べられるようになりました。経験上、環境や遺伝子もあまり関係がないような気がします。 偏食があると、食事を楽しむことができません。一日3回食べる食事の時間が楽しみになるよう、食育のことをもっと考えてみようと思います。

町内会長さん

夕方、町内会長さんがりんごの花保育園に来られました。今年7月に室見川が決壊しそうになったので、12月から河川床の石を撤去する工事が始まることをお知らせして下さいました。トラック1万トン分の石が撤去される予定で、大きなトラックが何台も通ることになり、渋滞が予想されるそうです。「りんごの花保育園の前の道には、トラックが通らないように伝えてるよ」とおっしゃってくださいました。 町内会長さんには、開園の時に大変お世話になりました。お花が大好きな奥様ともたくさんお話させて頂きました。全く面識がない私に優しくお話して下さり、自治会や町内会にも紹介して頂きました。決して忘れてはいけないご恩です。 今日は、「頼まれていた横断歩道のこと、忘れてないよ。園の反対側にある歩道を園側に移動させて、横断歩道を作って、この前の道の速度規制を40キロから30キロにするように市に要望しているけど、なかなか返事が来なくてね。今年の予算では無理かもしれないね。」とおっしゃってくださいました。 横断歩道をつくるだけでなく、園側に歩道を移動することや40キロ規制を30キロにするなど、夢のようなお話です。全然想像もしていなかったことを考えて下さっていたことを知り、本当に有り難く、胸が一杯になりました。 町内会長さん、奥様、本当にありがとうございます。地域の方に愛され、信頼される園になることがご恩返しだと思って、これからも感謝の気持ちを忘れずに、子ども達をしっかり育てていきます。

大きくなりたい

最近、はな組(2歳児)のクラスでよく聞かれる「りんご組(3・4・5歳児)のような・・・」という言葉。「りんご組さんのような朝の会をしよう」「りんご組さんのようにカッコイイ座り方で座れるかな?」「りんご組さんみたいにおかたづけできるよね」 「りんご組さんのような・・・」と言われると、はな組の子ども達のスイッチが入ります。サッと片づけたり、座ったり、とっても効果があります。 寒くなったので、トイレに行くのを嫌がる子もいるのですが、「りんご組さんのトイレに行こうか?」と言われると、その気になるようです。 先週、そんな憧れのりんご組さんと一緒に、福重団地前の公園に手を繋いで散歩に行ったはな組さん。とってもスムーズな散歩だったそうです。 りんご組3歳児の子どもたちにも、スイッチが入ります。はな組さんを連れていくのですから、お兄さん、お姉さんらしさを発揮しないわけにはいきません。 この時期の子ども達は、一つ先を見ているようです。大きくなったら、〇〇できる、〇〇したい、そんな思いを膨らませているのがよくわかります。 大きくなりたいという思いをたくさん抱えている子ども達の側にいると、エネルギーを分けてもらえるので、この仕事を選んで良かったなと思います。

ルーティン

人にはそれぞれ自分で決めた行動様式(ルーティン)があると思います。例えば、家に帰ってまずカーテンを閉めてから他の家事を始めるなど、日々の生活で決めている行動パターンがありませんか。 人それぞれのルーティンは、他の人からは理解しがたいこともありますね。それがルーティンの特徴と言えるのかも知れません。 子どもは、経験知があまりないので、余計にルーティンへのこだわりが強いように思えます。靴箱に自分で靴をしまいたかったのに、お母さんがしまったのを見て大泣きしたり、癇癪を起こしたり・・・。タオルを自分でかけるつもりだったのに、友達がかけたのを見て、ひっくり返って怒ったり・・・。そんなことくらいでと思いますが、子どもにとっては一大事です。 そんな時、どうしたらいいでしょうか。「こんなことぐらいで怒らないの!」と叱れば、子どもの怒りや悲しみは行き場を失くしてしまいます。「〇〇したかったんだね。〇〇がしたかった気持ちはよくわかるよ。」と子どもの気持ちに寄り添うと、少しずつ怒りや悲しみを乗り越えられるようになっていきます。子どもは、〇〇したかったというよりも、〇〇したかった自分を大事にしてほしいのでしょう。 誰でも、こだわっているルーティンがあります。それは心の安定につながり、自分が自分であるために必要なことです。子どもにもこだわっていることがあり、こだわりを認めてもらえると、自分の存在感が確かなものになっていきます。 寝る前にブログを書く・・・・今私が大事にしているルーティンです。もう少し続けられるといいなと思います。

感情の育ち

生後まもない赤ちゃんは、視線が合うことがあっても、感情の交流を感じることはありません。時々ニコッと微笑むような表情を見せてくれるので、何かしらの感情が芽生えているかのように思うのですが、生理的微笑と言われ、感情の表出ではないようです。 3ヶ月を過ぎる頃から、視線が合うようになり、そこに感情の芽生えを感じられるようになります。もともと赤ちゃんは、人の顔により多く反応すると言われていますが、目と目が合った時は、相手の気持ちを推し量っているような感じがします。 大人が怖い顔をすると、不安そうな顔をし、にっこり笑うと、安心した表情になります。できれば、赤ちゃんの側にいる大人は、いつも穏やかで笑っていたいですね。 りんごの花保育園の赤ちゃん達も毎日いろいろな表情を見せてくれます。これからさらに楽しい、嬉しい、おもしろい、大好きという感情が育っていくでしょう。悲しい、辛い、怒りという感情も出てきますが、どれも大事な感情です。一人ひとりの感情の育ちを丁寧に見守っていきたいと思います。

リフレッシュ

忙しい時期になりました。忙しい上に、12月はクリスマスからあっという間に年末のお休みに入るので、さらに時間が流れるのが早く感じます。 忙しい・・・心を亡くすと書きます。私もそうですが、忙しいと廻りが見えなくなって、人の気持ちに気づきにくくなります。それどころか、忙しくて自分の気持ちが疲れていることにさえ気づかないこともあります。 忙しいからこそリフレッシュが必要ですね。自分の気持ちを変えてくれるもの、こと、時間はありますか?少しの時間でも、ささいなことでも気持ちがかわるものがあるといいですね。そんなものが見つかりますように。 子どもはどうでしょうか。周りの大人が忙しくしていると、落ち着かない気持ちになります。自分に目が向けられていないと、気持ちが向いていないと、不安になります。私は愛されているのかな?大事にされているのかな? そんな不安な気持ちを言葉で表現できない小さい子ども達だからこそ、いつもと同じように、いつも以上にゆとりをもって関わりたいですね。

生命

昨日の夜は、福岡市医師会館で行われた10ヶ月健康診査登録医研修会に参加しました。テーマは、『乳児の母斑・血管腫~診断のポイント・治療時期~』で、福岡市こども病院形成外科科長の医師の方の講演を拝聴しました。 一般的に痣(アザ)と言われるものには、様々な種類があり、見た目だけの問題ではなく、内臓や頭蓋内に影響を及ぼす命に関わるものがあることを知りました。1年以内に受診をして、他の疾患を伴っていないか、将来的にどんな影響が出てくると予想されるのか精査することが大切だそうです。 痣の治療にはレーザー治療が多いのですが、1歳前に始める方が良く、効くものと効かないものがあるそうです。講演後、フロアからの「レーザー治療の痛みはどんなものか?」と質問に、「ゴムで弾かれたような強い痛みがある」と答えられていました。 「レーザーが痛いということは子どもを見ていてわかるので、今まで検診で相談があった時に、消失する可能性もあるから、しばらく様子を見てもいいと答えたことがあります。」と質問された医師の方がおっしゃっていました。 やっと生まれた命。五体満足で生まれてくることを誰しも願うのですが、リスクを背負って生まれてくる命もたくさんあります。 夜遅くから始まった研修会には、たくさんの医師の方が来られていました。命を守る第一線で働く医師の方には、大きな責任と、どんなに医学が進んでもやっぱり日々迷いがあるのだと思いました。

保育園の給食

昨日、今日と給食の先生のお子さんが病気でお休みだったので、代わりに給食室に入ってお手伝いをしました。 前の前の園の時も、給食の先生が体調を崩した時に手伝っていました。前の園は、給食業務を会社に委託していたので、手伝ったことはありません。久々の給食づくりでした。 料理は好きなので、楽しみながらできるのですが、給食となると少し違います。子ども達の口に入るものなので、当然のことながら気を使います。野菜は次亜塩素酸に5分漬けてから切る、人参の大きさはこのくらいだったら大丈夫かな?と考えながら作りました。 今の給食室の強い味方はコンベクションです。煮る・蒸す・焼く・揚げる・・・全てちょうど良くでき上がります(いろいろ試しながら時間や量を調整しないといけないようですが)。「コンベクションに入れて、タイマーを掛ければお任せできるので、最強の味方です」と給食の先生も言っています。 毎日給食の試食をしているので、おいしいことはよくわかっているのですが、おいしさにはやっぱり理由がありました。野菜・魚・肉が驚くほど新鮮できれいです。今日のおやつのりんごも1個500g以上あって、蜜がしっかり入っていました。それをさつま芋と煮るのですから、まちがいなくおいしくでき上がります。 野菜、果物、肉は国産、魚は近海で獲れたものを綺麗に捌いて毎日配達してくれます。たくさんの方の力があって、保育園の給食はおいしくでき上がっているんですね。感謝です。

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