- Feb 28, 2019
通じる心
りんごの花保育園には、0歳児の子ども達が6人います。もうみんな本当にかわいいんです。0歳児といっても、新しい年度になれば2歳になる子もいます。発達の差が大きいのが0歳児クラスの特徴です。 朝、0歳児のMちゃんのお母さんが、「お誕生日まであと1ヶ月。寂しい~」と言いながら、Mちゃんに話しかけてありました。3月末に1歳になるのが、寂しい・・・わかります。もう赤ちゃんではなくなりますからね。 私も一人目の子は、ハラハラドキドキ余裕がなく心配ばかりして育てたので、早く大きくならないかなと思っていました。2番目の子は、少し余裕も出てきて、いつまでも赤ちゃんのままでいてくれたらいいのにと良く思ったものです。 これだけ母親の意識が違うのですから、子どもに与える影響はかなり大きいのでしょう。 ・・・・と、そんなことを思い出しながらMちゃんを抱っこしていると、12月に1歳になったKちゃんが、とびきりの笑顔で近づいてきて、Mちゃんの頭をよしよしと撫でてくれました。Mちゃんのことがかわいくて仕方ないという感じで顔を覗き込んで頭を撫でてくれるのです。 不思議ですね。たっ
- Feb 27, 2019
1年の成果
今日、今年度最後の園だよりを発行しました。各クラスの先生が1年間を振り返り、子ども達の成長をわかりやすく書いてくれたり、一人一人の子ども達の写真を掲載したクラスもあって、質・量ともに充実した園だよりになりました。 りんごの花保育園の園だよりは、園全員の子ども達の姿や保育内容がわかるように、全クラス分を全員の保護者の方にお渡ししています。きっと小さいクラスの保護者の方は、大きくなったらこんなことができるようになるんだと期待を持たれ、大きいクラスの保護者の方は、小さい頃を懐かしく思い出して下さっているのではないかと思います。 お昼ごろ、S先生が、「どのクラスに行っても先生たちの笑い声が聞こえて楽しい」と教えてくれました。先生たちが楽しいと子ども達も楽しいと感じ、先生たちが笑っていると子ども達も嬉しくなります。そんな園になれて本当に良かったと思います。 園だよりに、つぼみ1組(0歳児)担任で新任のY先生が、こんな文章を書いてくれました。 さて、今年度も最後の月となりました。4月、初めての環境、見知らぬ人たち、そして大好きな家族と離れて過ごすこと、その不
- Feb 26, 2019
花粉症
とうとう今年、花粉症デビューをしたようです。自己診断ですが・・・。目が痛み、鼻がムズムズ・・・辛いですね。 花粉症はアレルギー症状の一つですが、このアレルギーという言葉は、もともとはギリシャ語で「変わる(allos)反応(ergon)」という意味で、体を守る免疫の反応が変わるという意味の医学用語だそうです。免疫は細菌やウイルスなどの異物が体に侵入するのを防ぐ生体の機能ですが、それが体に有害な反応に変わってしまう状態を示すそうです。 花粉症がいつ発症するか、コップに入れた水に例えられることがあります。体を守る免疫がもうこれ以上堪えられない状態になると、コップの水があふれるように、アレルギー反応が起きてしまうようです。時間の問題なのかもしれません。 去年からなんとなくおかしいなと思っていたけど、ついに・・・と嘆いていると、息子が、「母はその年になってからだからいいよ。僕なんて16の時からだからね。」 そうかぁ、私の身体は踏ん張っていてくれてたんですね。花粉症の原因として、大気汚染や温暖化の影響もあるようです。便利さと引き換えに手に入れた生活にはやっぱ
- Feb 25, 2019
いくつになっても
先週土曜日、バンド(ロック)をしている友達のライブに行きました。高校・短大と一緒のテニス部で、真っ黒になって部活に打ち込んでいた頃がもう思い出せないくらい昔の話になりました。 友達がドラムを始めたのは、30歳も半ばを過ぎていたような気がします。ほっそりとしたとても上品な女性なので、ドラムを習いに行っていると聞いた時は、外見とのギャップに驚きました。 バンドを結成して今年で19年、久しぶりに見る友達のドラムはパワーもテクニックもさらにステップアップしていました。何歳になっても、やりたいことがあれば挑戦するべきだと思ったのは、その友達の影響かもしれません。歳のせいとか忙しさのせいとか、いろんな理由をつけて諦めてしまうのはもったいないことです。 りんごの花保育園の保護者の方が、保育士資格や看護師資格を取得するために学校に通われると言う話も聞きました。いいですね。心から応援します。まだまだ何でもできます。諦めなければきっと夢は叶います。「始めなきゃ」と思った時から、自分も周りも変わります。 りんご組(3・4・5歳児)の保育室にあるエレクトーンは、その友達
- Feb 24, 2019
安全
昨日、今日と2日間で門の横のコンクリート壁を撤去して、フェンスにする工事が完了しました。土曜日は、厚いコンクリートの壁を崩すのに、轟音の中、粉塵が舞い散り、子ども達や保護者の方、近隣の方に大変なご迷惑を掛けてしまいました。 りんごの花保育園は、実績があってセンスがいい建築士さんに設計して頂いたので、とてもおしゃれで使い勝手がいい園舎ができました。それでも使っているうちに困ったことも出てきます。 一番頭を悩ませたのが、門の横のオシャレなコンクリート壁でした。そのせいで、道路の右側から走って来る車が見えません。道路を渡る前にヒヤリとしたことが何度もあります。 建築士さんがデザインしてくれたオシャレなコンクリート壁・・・工事にはお金がかかる・・・予算もない・・・かなり悩みました。最後に背中を押されたのは、「一番大事なのは子どもの安全でしょ。」という事務のSさんの一言。 そうです、本当にそうなんです。こんなことで迷っていたなんて恥ずかしいです。子ども達に申し訳ないです。 ・・・というわけで、工事が終わった後は、車が来るのがよく見えるようになりました。車の