過敏
- 智子 大瀧

- 17 minutes ago
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今日は、突然激しい雨が降ったり、雷が鳴ったり、強風が吹いたりなど目まぐるしい天気でした。7ミリくらいの大きな雹まで降って来てびっくり!当たったら痛かったと思います。
ちょうど児童発達支援事業所でお子さんを保育園に送るために車内にいたのですが、大きな雨音や雹の音に驚き、車内にいた子がパニックになりそうでした。事業所に通うお子さんの中には聴覚過敏があるお子さんがたくさんいます。これがトラウマになったら困るので、楽しい話題を持ち出してなんとか気を逸らすことができてホッとしました。
聴覚過敏のお子さんには集団生活が辛い時間がたくさんあるでしょう。「静かにして」「耳が痛い」と言えればいいのですが、言葉にできずに耳を塞いだり、怒りをぶつけて不快な気持ちを解消しようとする子もいます。音はみんな同じように聞こえているわけではないのですね。
保育園にも児童発達支援事業所にも、音を和らげるためのイヤーマフを置いています。聴覚過敏があるお子さんには、「いつでもつけていいんだよ」と言っているので、りんご組(3・4・5歳児)になると、自分で音が気になる時はつけて、大丈夫になったら外しています。
子どもは自分の不快な感覚を言語化するのが難しいので、周りにいる大人が気づいて、不快な環境を変えなくてはと思います。少し大きくなると、自分で調整できるようになりますが、小さい頃はより感覚が敏感だったり、新しい経験が多いので、さらに苦痛を味わっているのかもしれません。
何がどのように嫌なのか、困っているのか理解するのが難しいですが、いろいろなことを想定して、子ども達の様々なサインを見逃さないようにしたいと思います。






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