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子育ての味方

 愛着関係が成立することで、子どもの情緒が安定することは周知の事実となりましたが、少し前の子育ては自立が一番大事なことで、子どもを甘やかさず、厳しくしつけることが重要だとされてきました。


 乳幼児期の養育者との愛着関係の形がその後の人格形成や対人関係に大きな影響を与えると思うと、大人がどうかかわるかはとても大事ですが、親自身が厳しいしつけを受けて来たのに、子どもに愛情深く関わるというのは難しいことかもしれません。


 その愛情も、自分がかわいいと思う時だけかわいがり、イライラしている時はかわいがらないなど、親の気分によって変わると、子どもはいつも親の顔色を見てベタベタ甘えたり、不安になったりすることも知られています。


 子育ては難しいですね。何が良いことかがわかっていても、思う通りにはいきません。大人だって自分の気持ちをコントロールするのが難しい時もあります。いつ終わるともわからない子どもとの日々が続き、子どもがかわいく思えない時があっても普通ではないでしょうか?


 人間の寿命が長いのは、子育てをサポートするためと言われることがあります。親だけで子どもを育てるのはキツイので、長生きをして子どもの子育てを支えるのは人間に与えられた当然の役割かもしれません。なので、遠慮をせずに、周りにいる人を頼っていいと思います。周りに頼れる人がいなければ、様々な公的サービスもあります。自分自身の心が安定していることが子どもの安定に繋がります。手助けをしてくれそうな人を見つけて頼ってほしいと思います。


 

 
 
 

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