保育の原点

最近のブログの内容は重たい・・・と思いつつも、今日も保育について思いを馳せました。今の保育で大事にしていること・・・子どもの主体性を大切にして、一人ひとりが自分らしく成長できるように支えたい・・・と思ったのは、20年近く前のことです。主任になりたての頃でした。その時担任していたKちゃんのお姉さん(高校生だったと思います)が、ファンだったグループが解散することになって、友達と一緒に東京に解散コンサートを見に行った後、ホテルの部屋から友達と一緒に飛び降りて亡くなりました。「〇〇が解散したら生きる意味がない」という置き手紙を残して・・・。

 時々、Kちゃんのことを迎えに来てくれたので、ニュースを聞いた時は、とてもショックでした。なぜ、そんな選択をしたのか、ただ悲しい、悔しい思いが残りました。

 その頃、全国保育士会が主催する主任保育士特別講座を受けました。その講座は、担当の大学教授のゼミを受け、修了論文を書くことになっていました。

 Kちゃんのお姉さんは、卒園児ではなかったのですが、幼児期にどんな保育をうけたのだろう?何か育ちそこなったものがなかったのか?とずっと考えていました。そんな時の論文だったので、『生きる力を育てる』をテーマに研究を進めました。

 修了論文の結論は、幼児期には、『自己肯定感』を育てることが大事だということにたどりつきました。それが私の保育の原点です。自分を大事に思う気持ち、自分は大丈夫だと思えるには、信頼関係で結ばれた大人の存在が重要です。幼児期に『自己肯定感』が育っていなければ、自分を信じられず、もちろん他の人も信じることはできないと思います。

 これからも保育の原点を忘れずに、一人ひとりの子ども達を大事に育てていきたいと思います。今日も重たい内容になってしまいました。

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