大丈夫だよ
新年度2日目。昨日はお母さんと一緒に保育室で2時間程度一緒に過ごしたので、新入園児の子ども達はとても楽しそうでした。今日は、子どもだけで1時間・・・泣き声の大合唱だろうなと身構えていたのですが、意外にも1歳児は誰も泣かずに、保育室内で楽しく遊んでくれました。
構えていた先生たちも、ちょっと気が抜けたような感じでした。遊んでいる子ども達の写真を撮る余裕まであったようで、お迎えに来られた保護者の方たちに見てもらうことができ、安心されたようです。
2年前、開園した年は、ほとんどみんな集団生活が初めてだったので、泣きました、泣きました、泣きました・・・。
本当に、年齢に関係なく泣いて、なんでこんなに泣くんだろうと思うくらい泣きました。6月くらいまで泣き声が収まらなくて、ちょっと途方にくれました。
園のことをよくわかっている在園児がいるのは、なんて心強いのでしょう。在園児が楽しそうに遊びに集中しているので、新入園児の子ども達もそれに引き込まれるように遊んでくれました。2月後半から、じっくり時間をかけて進級をした成果も、ここに表れているのだと思います。
夕方、卒園児のIちゃんがお母さんと一緒に遊びに来てくれました。留守家庭に一人で入るのはやっぱり心細いのでしょう。お友達もでき、楽しく過ごせたらしいのですが、おうちに帰って、「みんなと会えなくて寂しい」とお母さんの膝で泣いたそうです。
それをラインで知ったお母さんが、夕方りんごの花保育園に遊びに行こうと誘ってくれたそうです。いつもの笑顔のIちゃんを見て、私もホッとしました。
卒園したりんご3組さんは、本当に子ども達もお母さん方同志も仲が良くて羨ましいくらいでした。だからこそ、会えないのが寂しくて仕方ないのでしょう。
いつでも・・・毎日でもりんごの花保育園に遊びに来てね。新しい場所や経験で疲れた心を、癒してくれると嬉しいです。焦らなくても大丈夫。少しずつ、自分のペースで、ゆっくり慣れていけばいいのですから。