top of page

マスクの弊害

M先生が、NHKラジオで報道された、マスクの弊害について教えてくれました。

 保育現場で、保育士がマスクをしていることで、離乳食を食べている子どもが噛まずに飲み込むようになったという報告があったそうです。食事の時、私達は口を動かしながら、「カミカミ、ゴックンね。」と言いながら食べさせます。コロナ対策で、マスクをしている私達の口元を見ることができないので、子ども達は噛み方がわからずにそのまま飲み込んでしまうのでしょう。

 言葉を覚える段階では、私達の口元を見て言葉を覚えようとしています。口の動きが見れないので、言葉の習得が遅くなることも心配です。

 最も気がかりなのは、マスクで表情が見えないことで、不安を感じているのではないかということです。子どもは、言葉で理解できない分、相手の表情で、情報を収集したり、気持ちを読み取ろうとします。

 口元が見えないと、情報量も少なくなり、気持ちを読み取ることが難しくなり、不安に感じることも増えているでしょう。でも、それを言葉で伝えることができません。

 私も、マスクをしている時は、笑っていることがよくわかるように、目元でしっかり笑うよう意識しています。

 マスクの着用が当然になっているこの時期、日々心が成長している子ども達とどう向き合うか、保育者の力量が問われていると思います。

Recent Posts

See All
父になる

最近のお父さんは、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしたり、オムツを替えたたり、赤ちゃんが生まれた時から子育てに積極的なお父さんが多くていいなと思います。 りんごの花保育園の主任のA先生も、毎日双子のお子さんの一人を抱っこひもで抱っこし、もう一人をベビーカーに乗せ、大きな荷物を抱...

 
 
 
健康

前回同様、電撃的な安倍総理大臣辞任のニュースに、昨日は驚かされました。辞任の理由が健康問題だと聞いて、やっぱりという思いと共に、切なくなりました。そこまで無理をしなくては総理大臣という重職は務まらないのでしょうね。 これまでの政策や方針にいろいろ思うところはありましたが、歴...

 
 
 
特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page